12日(水)の園田競馬メイン第11レースに「DASH福山駅前・柳津開設6周年記念」(B1、園田競馬場1230メートル)が行われます。
1230メートルのB1を3勝の実績上位◎2 ラストチャンスアリ(牝6、高馬元紘厩舎)には降級の利もあり軸に置きます。昨年12月以来ですが、5月21日の西脇での能力検査では太め残りもなく、1200メートル・1分19秒2を計時しています。B1の初勝利は17年10月で不良馬場でした。タマモスズラン、スマイルヴィジットの2頭がハナを争う3番手を追走しました。向正面から仕掛けて3コーナーで2番手。逃げ込みを目指すタマモスズランに直線中程で並び1馬身3/4捕まえました。2、3勝目は昨年6、8月でした。今回も過去32戦9勝、2着8回、3着3回の得意距離で復帰戦を飾ります。
JRAから転入初戦で1番枠を引いた○1 エイシンムー(牝5、森澤友貴厩舎)を相手筆頭に置きます。JRA2勝は差し切りですが、2勝目後には、テンから動くレースが多く見られます。先行有利の園田コースで手綱は田中学騎手。スタート勝負の逃げもある積極的なレースで粘り込みます。
怖いのは勢いある▲12 キーサンダー(牡4、保利良平厩舎)です。JRAから転入後、B2まで逃げ切りで5連勝しましたが、追い込むレースで2着惜敗から3連敗後が前走です。初めての1230メートルで折り合いがついたようです。向正面から仕掛けて、逃げていたワンダーグロワールを3コーナーで捕まえ4馬身差の圧勝でした。その内容、1分18秒6の時計からB1昇級でも十分に通用すると思います。
好位で粘る☆8 ウィッシュノート(牝5、長倉功厩舎)、JRAから転入2走目で上積み必至△4 メイショウラクエン(セン5、新子雅司厩舎)、直線を向いて伸びてくる△6 ホクセツプリンス(牡8、住吉朝男厩舎)なども連対候補です。
<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 2・1・12・8・4・6(30点)
3連単(1軸流しマルチ) 2⇔1・12・8(18点)
(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)