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6月7日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「付知峡特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1400メートル)。
9頭すべてが前走で勝利を飾った好調馬ばかり。ハイレベルな戦いだが中心は勝って同条件と参戦有利な◎9 アーツレイジング(牝4、笹野博司厩舎)。中央から再転入後、6走連続連対中。4月のC級15組からは3連勝を飾り、成長期の4歳夏を迎え、一気に力を蓄えてきたようだ。最近3走はすべて1分27秒台と抜群の好時計を叩き出し、しかも2着馬に9馬身、8馬身、そして前走の1組特別でも3馬身と、いずれも快速に逃げての完封劇。同タイプの逃げ、先行ライバルは多く、しかも不利な大外枠スタートになったが、絶好調の快速先行馬がセールスポイントのスピードを見せつける。
○8 ライトスラッガー(牡4、井上孝彦厩舎)が逆転候補の一番手。2歳時から重賞に出走していた好素材が本格化してきている。2走前のC級1組特別ではコンマ1秒(半馬身)差2着の好勝負を演じ、4走前にはアーツレイジングを1馬身差し切っている。差しもこなせる自在性があるのも魅力の1つで高い評価が必要だ。
中央時を含め、笠松コースで3戦3勝とまだ底を見せていない▲3 ツーエムアーマー(牡5、笹野博司厩舎)も魅力にあふれる。当地転入後の2連勝がともにハイペースの流れのなか、先行しての快勝劇。レースセンスに能力の高さを感じさせる勝ちっぷりで、初めてのC級1組でも期待が抱ける。
前走の勝ち時計が上々だった△6 ヤマニンフェイト(セン4、森山英雄厩舎)や、レースを使われながら確実に上昇を遂げる△7 スギノアルテミス(牝4、後藤佑耶厩舎)もV圏内。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔3・6・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 9→3・6・7・8→3・6・7・8 3・6・7・8→9→3・6・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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