レース展望・予想
■2019年06月09日
重賞実績最上位ステップオブダンスに期待「佐賀ヴィーナスカップ」(佐賀競馬)

9日(日)佐賀競馬メイン第12レースは重賞「第3回佐賀ヴィーナスカップ」(4歳以上牝馬・地方全国交流、佐賀競馬場1400メートル)。グランダム・ジャパン(GDJ)古馬シーズンの開幕戦です。

◎11 ステップオブダンス(牝5、大井・藤田輝信厩舎)は、3歳時の17年にユングフラウ賞(浦和1400メートル)とロジータ記念(川崎2100メートル)の3歳牝馬重賞を勝利し、GDJ3歳シーズン総合優勝。昨年のGDJ古馬シーズンでは園田、盛岡で2着を確保し、総合5位でした。今回は昨年の勝ち馬ディアマルコが回避。大井から参戦の他3頭は近走はB級やC級に出走と、重賞路線を進んできたこの馬が格最上位です。ここを勝ってGDJ古馬シーズン優勝へ向けての第一歩としたいところです。

○9 ハッピーハッピー(牝4、佐賀・矢野久美厩舎)は、昨年9月にJRA未勝利から佐賀へ転入。初戦から前走の青葉特別(5月6日、1800メートル)まで10連勝中です。まだB級で、地元佐賀でもオープンとの対戦はありませんが、牝馬限定の舞台なら戦える余地は十分にありそうです。

▲1 エイシンミノアカ(牝6、兵庫・橋本忠明厩舎)は、JRA所属だった4走前に岩手A級との条件交流戦(盛岡ダート1800メートル)を勝利。その後は兵庫へ移籍して3戦し、前々走の六甲盃(3月26日、園田2400メートル)は3着でした。距離短縮が課題となりそうですが、JRA所属時にダート1400メートルで掲示板内を確保した実績は持っています。

△8 エースウィズ(牝5、大井・松浦裕之厩舎)は、近走は苦戦していますが、昨年は8月の読売レディス杯(金沢1500メートル)を勝利するなど、夏場に好走していました。

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馬単(ボックス) 11・9・1(6点)
3連単(フォーメーション) 11・9・1→11・9・1→11・9・1・8(12点)

(文/上妻輝行)

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