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ｽﾋﾟｰﾄﾞの違い見せるかﾌﾞﾛｳﾕｱﾏｲﾝﾄﾞ｢五郎島金時賞｣（金沢競馬）

9月10日（火）に開催される金沢競馬の最終12ﾚｰｽで争われる｢五郎島金時賞｣（B1級二組､金沢競馬場1500ﾒｰﾄﾙ）は､近走連絡みしている好調馬がそろい､好配当が期待できる白熱した一戦になりそうです｡

まず人気になりそうなのは◎6 ﾌﾞﾛｳﾕｱﾏｲﾝﾄﾞ（ｾﾝ7､加藤和宏厩舎）です｡中央1勝の実績で､今春に金沢へ転入してきて､いきなり4連勝を飾りました｡しかし5戦目で2着に敗れて連勝が止まると､2走前の6戦目は内に包まれて見どころなく9着に大敗してしまいました｡その後1ｶ月ほどﾚｰｽ間隔を空けて立て直しが図られ､その効果もあって前走は2番手追走から早め先頭へ抜け出して､後続を7馬身も引き離す圧勝劇でした｡暑さが和らいだこともあって一時のｽﾗﾝﾌﾟから脱したようで､今回B1級にｸﾗｽが上がっても､極端にもまれることがなければｽﾋﾟｰﾄﾞの違いを発揮できそうです｡

○4 ﾃﾞﾙﾏﾀｯｼｬﾃﾞﾅ（牡5､金田一昌厩舎）は､昨春に金沢に転入してきてから勝ち切れないﾚｰｽが続いていましたが､今年7月中旬のC1級一組で待望の初白星を飾ると､前走のB2級二組でも直線競り勝って2勝目を飾りました｡連闘でB1級への昇級戦は条件的には厳しいですが､勝ち味を覚えてきた今の状態なら大崩れすることはなさそうです｡

▲10 ｽｶｲｽﾃｰｼﾞ（牡6､黒木豊厩舎）も今年は5月までは勝ち切れないﾚｰｽが続いていましたが､ﾔﾝｸﾞｼﾞｮｯｷｰｽﾞﾄﾗｲｱﾙ第1戦で久々に差し切り勝ちを決めて復調のきっかけをつかみました｡その後B1級にｸﾗｽが上がってもｼｬｰﾌﾟな末脚を発揮しており､外枠に入った今回も瞬発力の違いで直線追い上げてきそうです｡

△1 ｳｪﾃﾞｨﾝｸﾞﾗﾝ（牝7､宗綱泰彦厩舎）も好位からひと伸びできる脚があります｡前走は出遅れて差し届かずの3着でしたが､発馬を決めて好位置をｷｰﾌﾟできるならｺﾞｰﾙ前で抜け出すｼｰﾝもありそうです｡

△2 ﾌﾞﾙｰｳｨﾝｸﾞ（牡4､高橋俊之厩舎）も先手を奪えば一気に押し切ってしまうｽﾋﾟｰﾄﾞがあります｡A2級に昇級した前走は苦戦しましたが､B1級にｸﾗｽが戻るなら見直しが必要です｡

＜おすすめの買い目＞　

馬単（ﾏﾙﾁ）　6⇔1･2･4･10（8点）
3連単（ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）　6→1･2･4･10→1･2･4･10　1･2･4･10→6→1･2･4･10（24点）

（文／中部地方競馬記者ｸﾗﾌﾞ）

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