レース展望・予想
■2019年09月17日
勝ち残りスズカハイルーラーが中心「こぎつね座特別」(名古屋競馬)

9月17日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「こぎつね座特別」(B級1組、名古屋競馬場1600メートル)。

勝ち上がり対決のハイレベル戦で激戦Vバトル必至。しかし勝って同条件と参戦有利な◎5 スズカハイルーラー(牡6、竹下直人厩舎)がやはり中心だ。当地転入後、無敗の3連勝中。とくに前走、価値ある勝利で飾ってみせた。強敵ぞろいの1組に編成されたが、鮮やかな抜け出しでいきなりB級初戦を難なくクリア。好位キープから安定したレース運びで末脚もしっかり。中央在籍時に500万下で2着実績があるセンスと能力を感じさせる好内容だった。平地ではデビュー以来、未知なる1600メートルが鍵になるが、ソツのない持ち前のレース運びと脚質から大きなマイナスにはならない。好調馬対決だが4連勝で仕留めたい。

逆転候補は多いが、○4 ハーツジュニア(牡7、角田輝也厩舎)は安定した先行力が魅力。中央2勝の実績から当然ともいえるが、当地移籍後のB級戦で【3・1・1・0】と5戦すべてで馬券貢献中の安定勢力だ。前走は勝ち時計こそ平凡もマイル戦を快勝したのも強みになる。初の1組参戦でも不安より期待感が高まる。

2連勝がともに力強い勝ちっぷりの▲3 ステイタス(セン4、角田輝也厩舎)は好調さが光る存在。C級戦ながら5馬身、6馬身差とともに逃げ切り圧勝劇で仕留めてみせた。同型の先行タイプは多いが、先制しやすい内枠スタートはプラス材料。昇級初戦でも先行態勢に持ち込めればいきなりの大仕事は可能。

一方、不利な外枠スタートだが、典型的な逃げタイプの△9 ミキノティンパニー(牝4、井上哲厩舎)は主導権が握れるかが、好走ポイントになる。

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馬単(マルチ) 5⇔3・4・9・10(8点)
3連単(フォーメーション) 5→3・4・9・10→3・4・9・10 3・4・9・10→5→3・4・9・10(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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