レース展望・予想
■2019年09月19日
内回り向きの先行力、グローリアスレゴン「フローラルカップ」(門別競馬)

9月19日(木)の門別競馬メイン第12レ−スは「第19回フローラルカップ」(2歳牝馬、門別競馬場1600メートル)。

出走11頭中9頭までが初コースとなる内回り1600メートルで行われる2歳牝馬重賞。当然そのコース適性高い馬の上位進出が見込まれるわけだが、向正面で流れが落ち着く外回りとは違い、道中のラップが緩みにくく直線も100メートル近く短い内回りコースは、前半であまり後ろの位置になってしまうとかなり厳しい。そうなると狙いは、前に行けて一定の速めラップを刻み続けられるタイプだろう。

前走1200メートルの2歳牝馬重賞・リリーカップ(2着、優勝プリモジョーカー)まで3戦続けて、抜群のダッシュ力と軽快な行きっぷりを見せている◎7 グローリアスレゴン(川島雅人厩舎・父スパロービート)を中心視したい。父が南関東の短距離戦線で活躍したスパロービートということで、マイル戦に対応できるのか懸念も残るが、前走重賞で1200メートルの大外枠からポンと飛び出し、ゴールまで踏ん張り通したスピードの持続力は一級品。そのスピードの持続力が内回り1600メートルで威力を発揮する方にかけての◎だ。

前走同コースのJRA認定ウィナーズチャレンジ競走5で2着以下を5馬身ちぎって逃げ切り圧勝の○5 ミステリーベルン(小国博行厩舎・父ニホンピロアワーズ)も注目の存在。2走前、外回り1200メートルで1秒3差(4着)つけられたモリノブレイクを逆に1秒0引き離したのだから、逃げ作戦と内回りのコース適性がともにピタッとはまったということだろう。今回も自分のペースで運べればマイル戦2連勝での初タイトルも十分だろう。

日本一早く施行される2歳重賞・栄冠賞で母オノユウとの“母娘制覇”を果たした▲6 バブルガムダンサー(角川秀樹厩舎・父パイロ)も、上位争いに持ち込みうる地力は十分。前走526キロの大型馬、当然大跳びだけに内回りコースで馬群の内側に閉じ込められるようだと苦しくなってしまいそうだが、テンに速い馬が多いだけに道中の隊列は縦長になる可能性の方が高そうだ。そうなれば外を回るロスも軽減されるし跳びの大きさやバテない脚質を生かせるはず。栄冠賞に次ぐオノユウとの母娘制覇も期待できよう。

伏兵も多彩で侮れない面々が揃っているが、先に挙げた3頭がいずれも人気になりそうなだけに、あまり手は広げられない。連対候補は3頭に絞り、3連勝式のヒモ穴で△4 スマイルエルフ(田中淳司厩舎・父サウスヴィグラス)、△9 ミナトノヨーコ(川島洋人厩舎・父アンライバルド)、△10 ルナクレア(田中淳司厩舎・父プリサイスエンド)、△12 アクアリーブル(角川秀樹厩舎・父パイロ)を押さえる。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(ボックス) 7・5・6(6点)
3連単(フォーメーション) 7・5・6→7・5・6→7・5・6・4・9・10・12(30点)

(文/HDK)

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