16日(土)盛岡競馬メイン第10レースはオープン馬による「スプリント特別」(盛岡競馬場ダート1400メートル)。
◎10 サインズストーム(牡6、石川栄厩舎)は年をまたいで破竹の5連勝。重賞・早池峰スーパースプリントもレコードで圧勝し、奥手が素質開花したことをアピールしました。続く栗駒賞2着はラブバレットが相手でしたから仕方なしですが、その一戦で脚部不安が発生。無念のリタイアとなりました。幸い大事には至らず10月に復帰。大型馬ですから初戦は3着でしたが、2戦目でラブバレットの2着を確保。復活の手ごたえを十分つかみました。今回は1400メートルが舞台ですが、過去3勝をマークならまったく問題なし。首位奪回に燃えています。
○1 スティンライクビー(セン7、村上実厩舎)は中央3勝クラスから再転入。初戦の盛岡マイルをアッサリ逃げ切りました。当初、OROターフスプリントが目標でしたが、体調が整わず自重。また前走は4コーナーで一旦先頭に立ったものの、1800メートルが長く直線一杯の5着。しかし今回は守備範囲の1400メートル戦ですから反撃必至でしょう。
▲3 ミスティカル(牡4、新田守厩舎)は全6勝のうち4勝が1400メートル戦。ベストは右回り水沢ですが、盛岡でも上位を確保。流れ次第で連対十分。
△7 ツララ(牝5、石川栄厩舎)は先行しての粘りが身上。距離への融通性がありますし、前回快勝で弾みがつきました。
△12 サレンティーナ(牡5、佐藤浩一厩舎)は芝・桂樹杯を快勝。ダートも大外枠ならこなせそうです。
△2 トブガゴトク(牡6、櫻田浩樹厩舎)は適距離に替わって巻き返し可能。
<おすすめの買い目>
馬単 10→1・3・7 1→10(4点)
3連単(フォーメーション) 10→1・3・7→1・2・3・7・12(12点)
(文/松尾康司)