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ﾌｼﾞﾉﾅﾃﾞｼｺが地元で巻き返す｢ﾉｰﾍﾞﾝﾊﾞｰ特別｣（金沢競馬）

今週の金沢競馬は3日間連続開催｡11月11日（月）のﾒｲﾝ第9ﾚｰｽは｢ﾉｰﾍﾞﾝﾊﾞｰ特別｣（A1級一組､金沢競馬場1900ﾒｰﾄﾙ）です｡

◎6 ﾌｼﾞﾉﾅﾃﾞｼｺ（牝6､加藤和宏厩舎）が地元に戻って巻き返しを狙います｡前走は笠松のｵｰﾀﾑｶｯﾌﾟに遠征し､追い上げ届かずの5着｡しかし前に行った馬が有利なｽﾛｰな流れでも直線内から伸びて混戦の2着争いに加わり見せ場はありました｡帰厩後も追い切りでは変わらずｼｬｰﾌﾟな動きを見せており､遠征の疲れは見られません｡ここを勝てば年末の中日杯（12月8日､2000ﾒｰﾄﾙ）も視野に入ってくるだけに結果を残したいところです｡

○1 ｺｽﾓﾎﾞｱｿﾙﾃ（牡7､金田一昌厩舎）は前走も果敢に先手を奪って押し切りを図りましたが､2番手を追走していたｸﾞﾙｰﾑｱｲﾗﾝﾄﾞに3ｺｰﾅｰで交わされて直線に入ると手応えがいっぱいになり､4着に敗れました｡連対は外しましたが､連戦続きでも毎回見せ場を作っているのは頭が下がる思いです｡今回も1900ﾒｰﾄﾙ戦でやや距離が長い気もしますが､逃げるｻﾉﾗﾌﾞを早めに交わして4ｺｰﾅｰ先頭で回ることができれば､4走前のようにﾌｼﾞﾉﾅﾃﾞｼｺの追い上げをしのげるかもしれません｡

▲2 ﾌｪｲﾏｽﾗﾌﾞ（牝5､佐藤茂厩舎）は寒い時期の方が良積があるﾀｲﾌﾟで､夏場に比べると調子を持ち直してきています｡1900ﾒｰﾄﾙ戦で2着の実績があり､前崩れの展開になれば後方から追い上げてくるｼｰﾝは十分に考えられます｡

△7 ﾃﾞﾙﾏｱﾌﾞｻﾝ（牡4､金田一昌厩舎）は前走のA2級一組で競り勝って自信を取り戻しました｡再びA1級に昇級となりましたが､外枠ならもまれずにｽﾑｰｽﾞに運べそうで､流れ込みがありそうです｡

△4 ｻﾉﾗﾌﾞ（牝5､加藤和宏厩舎）も1900ﾒｰﾄﾙは距離が長すぎる印象がありますが､ｽﾛｰﾍﾟｰｽの逃げに持ち込んで克服するきっかけをつかみたいです｡

＜おすすめの買い目＞　

馬単　6→1･2･7･4（4点）
3連単（ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ）　6→1･2･7･4→1･2･7･4（12点）

（文／中部地方競馬記者ｸﾗﾌﾞ）

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