レース展望・予想
■2019年11月12日
強力北海道勢からピュアインペリアル「金沢シンデレラカップ」(金沢競馬)

11月12日(火)に開催される金沢競馬のメインは、第9レースのグランダム・ジャパン2019・2歳シーズン第4戦「第4回金沢シンデレラカップ」(2歳牝馬、金沢競馬場1500メートル)です。今年は北海道から3頭、船橋、兵庫、佐賀からそれぞれ1頭ずつの計6頭が遠征してきました。

このレースは2年連続で北海道勢が制していますが、今年も強力な布陣で挑んできました。◎11 ピュアインペリアル(北海道・角川秀樹厩舎)はデビューから勝ち切れないレースが続いていましたが、7戦目で未勝利戦を勝ち上がると、9戦目に2歳選抜のJRA認定戦を勝つまでに成長しました。先行して粘り強いタイプで4戦連続連対中と最近は崩れていません。1700〜1800メートルの中距離に良積が多く、1500メートルに距離が短縮されてどうかですが、外枠から逃げた馬をにらみながらレースを進めることができれば、直線抜け出せそうです。

○2 ミステリーベルン(北海道・小国博行厩舎)も北海道で3勝していて、今回の北海道勢の中では一番の実績です。かなりのスピードを秘めていて、前走は1700メートルに距離が延びたこともあって9着に失速しましたが、1500メートルなら押し切りが図れそうです。スタートセンスも良く内枠に入った今回も逃げる展開が予想されますが、2走前の重賞・フローラルカップでは先団後ろから伸びて差し切っており、控える競馬もこなせる点は心強いです。

▲9 ミスカゴシマ(佐賀・平山宏秀厩舎)はJRAに挑戦した小倉のフェニックス賞以外は、地元佐賀で5戦5勝とまだ底を見せていません。前走の九州ジュニアチャンピオンでは牡馬相手に大差勝ちを演じて佐賀デビュー組の中では抜けた存在です。北海道勢との力量比較がどうかですが、長距離輸送を克服して金沢でも前走と同様のパフォーマンスが披露できれば勝ち負けになるかもしれません。

兵庫の△5 エムティミーナ(兵庫・保利良平厩舎)は前走の園田プリンセスカップで5着でしたが、デビューから2連勝したスピードは見逃せません。先手争いを制することができれば巻き返すシーンもありそうです。

遠征勢に比べて地元の金沢勢は迫力不足が否めませんが、前哨戦の金沢プリンセスカップで2着に粘った△10 ドンナフォルテ(金田一昌厩舎)と、北海道から転入後2連勝中の△6 エムティエーレ(佐藤茂厩舎)に期待したいです。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票
 
馬単(マルチ) 11⇔2・5・6・9・10(10点)
3連単(フォーメーション) 11→2・5・6・9・10→2・5・6・9・10 2・5・6・9・10→11→2・5・6・9・10(40点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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