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1月6日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースに「ばんえい十勝金杯」(4歳以上オープン)が行われます。
昨年末のオープン戦を勝って29連勝を達成したホクショウマサルが、地方競馬新記録となる30連勝を期し、万全の仕上がりで出走します。相手はその12月16日のオープン戦で勝負付けが済んでいるメンバーも多く、重量は前走時よりも40キロ増ですが負けられない一戦です。
◎9 ホクショウマサル(牡9、坂本東一厩舎)760キロを本命に推します。オープンに昇級してからは使うレースが少なくなるのがクラス分けのシビアなところ。29連勝は長期間の体調管理、相手関係や馬場状態などの条件を考慮しての、オーナーや厩舎関係者の苦労は当然ですが、負担重量よりも連勝記録へのプレッシャーが一番の強敵です。年末には坂本調教師がばんえい競馬史上最短で通算1000勝を達成。またばんえいリーディングでも、調教師、騎手とも暫定ですが1位と最高の年明けを迎え、そのプレッシャーもはね返して30連勝の記録達成を期待したいところ。金杯で乾杯します。
〇6 ナカゼンガキタ(牝6、松井浩文厩舎)735キロが対抗です。ホクショウマサルの前走29連勝では、ライバルたちはホクショウマサルがつくった前半58秒のペースに対応できずに苦戦しましたが、今回は障害巧者ナカゼンガキタの末脚に期待がかかります。
▲2 ハクタイホウ(牡9、久田守厩舎)755キロが3番手です。障害の掛かり次第では末脚が切れます。うまく流れに乗りさえすればスピードは上位です。
<おすすめの買い目>
馬単 9→6・2・3・7(4点)
3連単(フォーメーション) 9→6→2・3・7(3点)
(文/小寺雄司)
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