レース展望・予想
■2020年02月14日
2歳王者イチライジン今年初戦を勝利で飾るか「DASH福山駅前・柳津特別」(園田競馬)

14日(金)の園田競馬メイン第10レースに「DASH福山駅前・柳津特別」(3歳、園田競馬場1700メートル)が行われます。

昨年の2歳王者◎3 イチライジン(牡、田中範雄厩舎)が今年初戦を勝利で飾るでしょう。前々走の兵庫ジュニアグランプリJpnII(10着)以外の5レースでは3勝、2、3着各1回とオール馬券絡みです。大晦日に行われた前走園田ジュニアカップは兵庫ジュニアグランプリJpnIIの大敗で4番人気でした。スタートはひと息でしたが、1周目の3コーナー手前では5番手の内で折り合いました。仕掛けたのは2周目の4コーナー手前でした。逃げていたキクノウィングの外に出すと、直線あっという間に抜け出し7馬身差をつけて勝利。昨年9月の初出走(820メートル)はステラモナーク(1月に園田クイーンセレクションを勝利)に敗れましたが、4戦目のJRA認定戦(1400メートル)では雪辱を果たしています。3番手の内を進むと、直線では鋭く伸びて3コーナーで先頭に立っていたステラモナークに1馬身半差をつけて勝利しました。今回も好位追走から直線で決めて通算4勝目に期待です。

前走はスタートで立ち遅れて大敗○2 キクノウィング(牝、田中一巧厩舎)は巻き返しの一戦です。2着に好走した園田ジュニアカップと同じ2番枠を生かして主導権を取り、粘り込みを狙います。

北海道から転入後4戦2勝、2着1回▲4 コエミ(牝、土屋洋之厩舎)が前走に続いて下原理騎手の手綱は心強いです。初の3歳オープンですが、末脚勝負で前述した両馬を一気に差し切るシーンも一考です。

高知からの転入初戦を差し切った☆10 マロンドクイーン(牝、長南和宏厩舎)、積極的なレースで△9 ユメタイザン(牝、大山寿文厩舎)、岩手から転入2走目の上積み必至△1 ウォールフラワー(牝、田中道夫厩舎)などが続きます。

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馬単(ボックス) 3・2・4・10・9(20点)
3連単(ボックス) 3・2・4・10(24点)

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)

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