レース展望・予想
■2020年02月20日
前走初タイトル、キタノナシラが力示すか「東海クラウン」(笠松競馬)

2月20日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「東海クラウン」(A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1400メートル)。

勝ち負けレベルの馬が多く激戦ムードだが、前走のウインター争覇で重賞初挑戦Vを成し遂げた◎3 キタノナシラ(セン5、森山英雄厩舎)が主役だ。中央1勝馬で南関東B2から今冬転入した新興勢力は、強敵相手にもまれた地力と経験値はやはり違っていた。好位のインで流れに乗ってじっと脚をため、直線外に持ち出されると一気の鮮やかな差し切り勝ち。レースセンスの良さに鋭い決め脚がキラリと光った走りだった。中央時には短距離中心に使われ、前走から400メートル距離短縮する1400メートルはむしろ好都合。事実、3走前の転入戦では1分25秒9と抜群の勝ちタイムで豪快に抜け出している。中間ムードは上々。東海クラウン初ゲットで改めて力を誇示したい。

8歳を迎えたベテランだが中央実績で上回るのが○9 スティンライクビー(セン8、伊藤強一厩舎)。中央3勝馬で岩手ではオープン特別を勝利している実力派だ。笠松転入後は勝ち星こそないが、1月の北陸・東海・近畿地区交流重賞・白銀争覇で後方から鋭く2着まで追い込んだのは力の片りんだった。遠征帰りでも最終追い切りの動きから疲れは感じられない。打倒キタノナシラに虎視眈々だ。

主導権争いもレースのポイント。メンバーを考えれば、スタートが速い▲4 メモリートニック(牡6、塚田隆男厩舎)か、絶好の1枠を引き当てた△1 モズオラクル(牡5、安部幸夫厩舎)になりそうだ。ともに先制時に強さと先行力を発揮するタイプ。どちらがハナを奪って有利にレースを進めるか、注目したい。

距離はもう少しほしいが、先行激化の展開なら差し馬△8 ドリームスイーブル(牡5、尾島徹厩舎)が浮上する。

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馬単(マルチ) 3⇔1・4・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 3→1・4・8・9→1・4・8・9 1・4・8・9→3→1・4・8・9(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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