レース展望・予想 |
馬場の砂が入れ替わった先週の開催からフラットな状態となり、いかに道中の距離ロスを抑えられるか、その点に重きを置いた勝負が増えてきたように感じる。週初めに降雨があったものの、雨が残った火曜日もその流れは変わらず、この競馬はしばらく続きそうな予感がする。基本的な狙いは先行馬、それなり器用さがあれば差し馬でも勝負圏突入可能。
8レース〈本命戦〉[買い目 1]
◎ワキノスウィフト...以前は伸びそうで伸びないといったレース振りばかりだったが、3走前の勝利から一変。斤量57キロだった前走も最後は遊ぶ面を見せるほど余裕のある勝ち振り。昇級戦でも今の充実振りなら突破可能だろう。
9レース〈一騎打ち〉[買い目 2 5]
◎オーロペスカ...JRAダート戦で6戦して2着1回4着1回。先月27日の西脇能検では余裕の手応えで1着入線と順調な仕上がりをアピール。初戦から期待できそうだ。
〇サンライズアカシア...上記馬と同じく先月27日の西脇能検は3着。やや重苦しさの残る動きに見えたが、不良馬場を考慮して多少抑えた感も。実績的にも侮れない。
10レース〈波乱含み〉[買い目 2 1 3]
◎カレンエクスカリバ...前走は先陣争いが激しくなり、先行馬総崩れの競馬だったが、そんななかでもしぶとく踏ん張り2着。負けて強しといえる内容だった。その前回から比べて今回はテンに速い馬もそれほどおらず、眺めはかなり良さそう。押し切り期待。
〇ラガーユミリン...2着続きだが、前走に関しては道悪で脚を取られながらも際どく詰め寄る好内容だった。今回もよほどスタートで遅れさえしなければチャンスは十分ある。
▲ギンチャン...南関では4連勝を含む5勝。近走は勝利から遠ざかっているが、B2クラスでも安定した先行力を見せていた。成績通りならいきなりから上位争いになっても。
11レース〈上位拮抗〉[買い目 6 8 10]
◎ステラモナーク...前走はこれまでに比べて先手を奪うまでにてこずったが、それでも終わってみれば2着に6馬身差を付ける逃走劇。本質は短距離向きに感じるが、今時季の同世代相手なら速力で押し切り十分可能。
〇ピスハンド...前走は勝負どころで勝ち馬にうまく内を救われてしまったが、それでも直線は盛り返し2着。休養明けだった点を考慮すれば、今回に向けての上積みも十分。ここも立ち回りひとつだ。
▲イチライジン...道中イン回りの方が集中力増して反応も良くなるタイプ。それゆえに今回の外枠は多少気になる材料。素早く馬郡に潜り込めるかどうかがカギに。
12レース〈小波乱〉[買い目 10 8 6]
◎イネディットタイド...上り勝負だと分の悪いタイプで、前走のような好位インでタメる形でもそこまで直線は脚が使えない。今回は大外枠を引き当てたことで、自ら積極的に動いて行けそう。休み明け2走目の上積み見込めるここで改めて。
〇オオエストロング...出脚が遅い分、前走のように内枠が当たってしまうと後手に回ることが多いタイプ。その点、今回は理想的な外めの枠。出脚さえうまく付けられれば勝ち切るチャンスはある。
▲ピチカートポルカ...抜け出しのタイミングで耳を絞って反発してしまう分、あと一歩甘い競馬に。ただ、そんな面を見せながら前走も0秒1差2着。ここも集中力次第だ。
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