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5月21日(木)の笠松競馬メイン第12レースは「巌立峡特別」(C級12組(ロ)、笠松競馬場1400メートル)。
前走を勝ち切った好調4歳勢が上位グループを形成するが、なかでも軸に期待は◎3 タイセイフルーヴ(牡4、後藤佑耶厩舎)。当地転入後、3戦パーフェクト連対を誇り、同距離だった2走前のC級11組特別でも2着に突っ込んでいる実績上位の存在だ。デビューからまだキャリア4戦。今後の伸びしろが期待できる好素材は、前走では後方から上がり3ハロン36秒3と驚速の“鬼脚”で差し切って勝利した。スタートに課題は残るがポテンシャルの高さは相当。脚質的にもう少し距離があったほうがいい差しタイプも強烈な決め脚で連勝ゴールだ。
逆転があるとすれば先行勢の粘り込み。○2 ダズリングビーチ(牝4、加藤幸保厩舎)は時計比較では分が悪いが、復帰後、平場の自己条件で出走機会3連続連対と高い先行力を持つ。2走前のC級11組特別では6着に失速したがクラス慣れが見込める2度目の特別挑戦。ロスの少ない絶好の2枠スタートを生かして粘り込むか。
▲7 ジーガスリッド(牡4、笹野博司厩舎)は馬券に欠かせない1頭。勝ち切れず2、3着が多いタイプだが脚質に幅があって、コンスタントに安定した成績が残せる。名手・丸野勝虎との初コンビも注目したい。
好位でスムーズに運べたこともあるが勝ちっぷりがよかった△10 ランランディザイア(牝4、加藤幸保厩舎)に地力ある△6 ダズリン(牝4、加藤幸保厩舎)も軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔2・6・7・10(8点)
3連単(フォーメーション) 3→2・6・7・10→2・6・7・10 2・6・7・10→3→2・6・7・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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