レース展望・予想
■2020年06月24日
前走オープン2着ユウチャージが主役「パキラ特別」(名古屋競馬)

6月24日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「パキラ特別」(A級3組、名古屋競馬場1400メートル)。

同タイプの先行ライバルは多いが、初のオープン挑戦となった前走で2着に逃げ粘った◎4 ユウチャージ(牝4、角田輝也厩舎)が主役だ。休養明けの今冬、C級下位から10戦連続で3着以内とファンの馬券に貢献中。現在、名古屋で屈指の上がり馬だ。B級をノンストップの3連勝で卒業し、A級昇級後も初戦の5組を逃げ切り、続く前走のオープン特別戦ではクビ差2着と大健闘。同タイプが多いなかでの結果だけに価値が高かった。当地9勝すべてを逃げ切りで飾る典型的な先行タイプだが、自己条件に戻った3組参戦でもある。自慢の快速先行でA級2勝目を仕留めたい。

最大のライバルは○3 キクノゼファー(牡5、川西毅厩舎)。同条件の3組を2走前に勝利した実力派で、遠征重賞の前走六甲盃はシンガリ大敗を喫したが、地元名古屋では6戦して5勝、2着1回と底を見せていない。ユウチャージよりも自在性があり、先行争いが激化すれば逆転も狙える。

▲2 ギガドルマ(牡5、倉地学厩舎)は近2走は直線失速、末脚不発に終わるが軽視はできない。距離は折り合いがつきやすい1400メートル。しかも先行タイプが多く、速い流れになりやすい。変わり身があっても驚けない。

同様に激しい展開になれば△9 ルビーロマン(牡5、竹下直人厩舎)、△10 シンゼンムサシ(牡6、藤ケ崎一人厩舎)の差し馬勢にも出番がある。

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馬単 4→2・3・9・10(4点)
3連単(1軸流し) 4→2・3・9・10(12点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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