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7月24日(祝・金)の名古屋競馬メイン第11レースは準重賞「あすなろ杯」(C級、名古屋競馬場1400メートル)。
好調馬が多いハイレベル戦だが、古馬格付け後、5戦オール連対を誇る◎11 マルヨサキチャン(牝4、川西毅厩舎)がV最短だ。高い先行力を誇り、休養前の4月にはC級1組特別戦で2着に逃げ粘り、実績でもリードする。中央時には2歳新馬戦でひとケタ着順に食い込んでみせ、潜在能力は十分。中間の調教から上昇気配がうかがえ、休養明けの前走をひと叩きした効果も大きい。前走に続いて距離はスピードがモノを言う1400メートル。同タイプのライバルぞろいだが、連勝に期待がかかる。
初めての名古屋遠征がポイントだが○6 ランドリュウオー(牡4、井上孝彦厩舎)は前走のC級1組特別戦で連対した実力馬。1勝に対し、2着5回、3着4回と勝ちみに遅いタイプだが、馬場、コースに戸惑わず流れに乗れれば当然勝ち負けが狙える。
勢い魅力はただ1頭の連勝馬▲12 ディグヘヴン(牝4、植松則幸厩舎)。先手奪取がかなったとは言え、逃げ切りで2連勝を達成。不利な大外枠だけに主導権を握れるかが浮沈の鍵になる。
逃げ先行馬が多い構成で展開は差しタイプに向く。直線では決まって差し脚を伸ばしてくる△3 オースタラ(牝6、角田輝也厩舎)の一発には警戒が必要。走破時計は速くないが、前走も2着まで追い込んでみせた。先行争い激化なら直線一気劇も期待できそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 11⇔3・6・8・12(8点)
3連単(フォーメーション) 11→3・6・8・12→3・6・8・12 3・6・8・12→11→3・6・8・12(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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