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6月3日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「鱧(はも)特別」(A級3組、名古屋競馬場1400メートル)。
勝って同条件と参戦有利な◎6 グリグリグリタロウ(牡4、川西毅厩舎)が断然の主役だ。前走は短距離1400メートル戦を考えて、敢えてA級3組へ格上挑戦。しかし難なく主導権を握って軽快なペースでレースを支配。ゴールまで勢いは衰えず、あっさりA級初勝利を飾ってみせた。軽めの稽古で挑んだ前走と違い、しっかり追い切り、臨戦ムードは今回の方が上。しかも前走と同条件に出走。A級2連勝に好視界が広がる。
レースの焦点はグリグリグリタロウの相手探し。筆頭候補は○1 ウォーターリベルテ(牡5、塚田隆男厩舎)だ。堅実差しタイプだが、掲示板止まりの近況。ただ、成績相性抜群の絶対リーディング・岡部誠騎手とのコンビが3月以来、復活した。さらに中間ムードも上々。有力な相手候補の1頭だ。
出走取消明けがポイントだが、直線の追い比べに持ち込めば▲2 カミルレ(牝4、植松則幸厩舎)の破壊力ある末脚は折り紙付き。馬なりながら追い切りを消化しただけに臨戦態勢も整ったと考えられる。速い流れになれば直線シャープに差し脚を伸ばしてくる。
A級5組だったが前走の勝ちっぷりが光った△9 ネイビーフラッグ(牡6、瀬戸口悟厩舎)に、大きく崩れない△3 エールドール(牝5、角田輝也厩舎)も3連単候補に欠かせない。
<おすすめの買い目>
馬単 6→1・2・3・9(4点)
3連単(1軸流し) 6→1・2・3・9(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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