レース展望・予想
■2021年07月20日
昨年勝ち馬と同じローテでバンクオブクラウズ「マーキュリーカップ」(盛岡競馬)

20日(火)盛岡競馬メイン第10レースは「第25回マーキュリーカップJpnIII(メイセイオペラ記念)」(盛岡競馬場ダート2000メートル)。

◎3 バンクオブクラウズ(牡4、JRA・石坂公一厩舎)はオープン入り直後の名古屋大賞典JpnIIIで2着。地方ダートも問題ないことを証明しました。続く2戦もともに2着でしたが、マーキュリーカップJpnIIIに直結する東京ダート2100メートル・ブリリアントステークスとスレイプニルステークスで好走。特にスレイプニルステークスは出遅れながらも直線半ばで先頭。敗れて強しの一戦でした。このローテーションで、重量54キロは昨年優勝マスターフェンサーとまったく同じ。最有力候補と見ました。

○2 マスターフェンサー(牡5、JRA・角田晃一厩舎)は昨年、中団キープから豪快なまくりを決めて完勝。待望の重賞制覇を果たし、以降も白山大賞典JpnIII、名古屋グランプリJpnIIと3連勝。アメリカのクラシック二冠で善戦したのがダテではないことを証明しました。今季2戦の敗戦、トップハンデ58キロが気になりますが、盛岡コースは打ってつけの舞台。連覇を目指します。

▲9 ヒストリーメイカー(牡7、JRA・新谷功一厩舎)は昨年のこのレースは勝ち馬マスターフェンサーから1秒1差の4着に終わりましたが、近走は充実。東京大賞典GIで勝ち馬とコンマ1秒差で4着、マーチステークスGIII・2着、アンタレスステークスGIII・2着と好成績を収めています。メンバーが緩和され、待望の初重賞を獲得するか。

△11 デルマルーヴル(牡5、JRA・戸田博文厩舎)は昨年、このレースで2着。続く日本テレビ盃JpnIIでも2着を確保しましたが、以降は掲示板外が続いてます。相性のいい盛岡で復活を賭けます。

△1 クインズサターン(牡8、北海道・安田武広厩舎)は昨年8月に北海道へ移籍後、重賞2勝。ダートグレードでも上位をにぎわし、軽視できません。

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馬単(ボックス)3・2・9 3→11・1(8点)
3連単(フォーメーション) 2・3→2・3・9・11→1・2・3・9・11(18点)

(文/松尾康司)

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