レース展望・予想
■2021年07月27日
強敵不在でホウショウエポックに勝機「ジュライカップ」(盛岡競馬)

27日(火)盛岡競馬メイン第11レースは「ジュライカップ」(B2級、盛岡芝1600メートル)。

◎12 ホウショウエポック(牝4、佐藤雅彦厩舎)は中央未勝利、南関東C1を経て岩手に転入。初戦こそ4着に終わりましたが、2戦目から4戦連続で連対。毎回、勝ち負けを演じています。中央時に芝で2着2回の実績があり、前々走の盛岡芝1700メートルでもクビ差2着に惜敗。強力なライバル不在の今回は絶好の勝機と見ていいでしょう。

○3 シラカワカツコ(牝4、飯田弘道厩舎)は岩手1勝を不良馬場であげ、2着2回は盛岡芝でマーク。今シーズンはパワーが要求されるダートで掲示板外続きでしたが、芝に替わった前走で4着。出遅れに加え、先行有利の流れに持ち込まれましたが、メンバー最速タイの上がりを披露しました。スタートを決めて今度こその期待がかかります。

▲9 ミラーミラー(牝5、伊藤和忍厩舎)は阪神芝2000メートルの2歳新馬戦で後の重賞馬フェアリーポルカの2着。3戦目の函館で初勝利を飾りました。岩手入り後はすべて掲示板外ですが、ダートが合わない印象。その中で2走前の盛岡芝では6着ながら勝ち馬とはコンマ7秒差。コース2度目で本領を発揮するか。

△7 スタークォーツ(牝5、櫻田康二厩舎)は中央でダート1000メートルと芝1400メートルで各1勝。GI(阪神ジュベナイルフィリーズ)の出走経験もあります。その後、兵庫に移籍して今年5月に岩手入り。まだ結果は出ていませんが、芝1700メートルで逃げて7着。マイルへの距離短縮は歓迎です。

△4 キタノポケット(牝4、晴山厚司厩舎)は約2カ月ぶりですが小柄な牝馬。狙うのは今回でしょう。

△6 ダズンフラワー(牝7、菅原右吉厩舎)は盛岡芝で9勝と実績断然。

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馬単 12→3・9・7・4 3・9→12(6点)
3連単(フォーメーション) 3・12→3・7・9・12→3・4・6・7・9・12(24点)

(文/松尾康司)

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