レース展望・予想
■2021年07月28日
マリノオークションが今回も速攻を決める「丹波篠山牛特別」(園田競馬)

28日(水)の園田競馬メイン第10レースに「丹波篠山牛特別」(B1、園田競馬場1230メートル)が行われる。

◎11 マリノオークション(牝5、飯田良弘厩舎)が転入初戦を快勝した勢いそのままに連勝を決める。前走は陣営にも手探りの感じがあったが、同型のクールフォールの出鼻をくじいて逃げを打ち、最後までスピードが衰えることなく3馬身半という着差以上の強さを示した。中2週で順調に来ており、今回も前半から積極的な競馬で圧倒するだろう。

○1 グレイトホーン(牡4、新井隆太厩舎)は道悪だと思うような走りができていないが、今回は良馬場が濃厚。しかも先週から速い時計の決着が続いており、もともと芝向きのこの馬に馬場が味方しそうだ。内枠でレース運びが巧みな下原理騎手に手が替わるのも強調材料となる。

▲3 アルマドール(牝4、新井隆太厩舎)は中1週での出走になるが、状態はキープできている。1230メートルは昨年5月の転入初戦以来になるが、牝馬特有の末脚の切れ味があり、プラスに出そうだ。

☆6 マッタナシ(セン7、石橋満厩舎)は兵庫移籍後2勝しているが、距離はいずれも1230メートル。前走は1400メートルでも速い流れが奏功して2着に来たが、本質的には短い距離で末脚を生かすタイプ。今回も調子は変わりなくきており、上位進出を狙っている。

△7 クールフォール(牝6、渡瀬寛彰厩舎)はハナを切ってこそというタイプで、前回ハナを奪われたマリノオークションと再戦になるのは条件的に厳しい。しかし今回も積極的にハナを狙ってくる姿勢は変わらず、すんなり逃げられることができれば巻き返してくる可能性を秘める。

△9 レオベスト(牡9、織田誠厩舎)は2走続けてレース上がり最速の末脚を使っており調子の良さがうかがえる。先行争いが激しくなれば台頭してくるだろう。

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馬単 11→1・3・6・7・9(5点)
3連単(1軸流し) 11→1・3・6・7・9(20点)

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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