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追い比べに持ち込めばワイルドゲーム「しし座特別」（名古屋競馬）

8月3日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「しし座特別」（B級1組、名古屋競馬場1400メートル）。

復帰戦を快勝した実績派◎3 ワイルドゲーム（牡8、川西毅厩舎）が連勝へ。約4カ月ぶりの実戦復帰だった前走B級4組。勝負どころ手前にステッキが入るなど、道中の行きっぷりはイマイチだったが、エンジンが掛かった3コーナーから外を回って直線一気。終わってみれば5馬身差の完勝劇で鮮やかにリスタートを飾った。休養前には1組特別Vに、A級でも好勝負した鋭い決め脚を改めてアピールした。一杯に追われた前走の追い切り時と違い、今回の調整は軽めのメニューだが、多くの面でひと叩きした効果が期待できる2走目。ズブさは解消され、気合乗りもアップするだろう。追い比べにさえ持ち込めばワンクラス上のキレで連勝ゲームだ。

最大ライバルは当地6戦オール連対中の好素材○9 セイウンシェリー（牝5、坂口義幸厩舎）。B級昇級後の2戦もきっちり連対。特に前走は甘いスタートながら後方から外を鋭く追い込み、価値のある勝利でもあった。まだ当地では底を見せていない。逆転があるならメキメキ頭角を現すこの馬だ。

復帰戦で大失速し、評価は難しいが▲2 コパノライダー（牡4、角田輝也厩舎）はA級勝利の実績を持つ実力派。ベストフォームは逃げで、2番手からの控える競馬が影響したのだろう。勝ちパターンの主導権が欲しいところだ。

好調をキープする△10 ラステラデファルコ（セン5、藤ケ崎一人厩舎）、前走の勝ちっぷりがよかった△6 トーセンタイミング（牡4、竹下太厩舎）も連争いが可能。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　3⇔2・6・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　3→2・6・9・10→2・6・9・10　2・6・9・10→3→2・6・9・10（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）

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