名古屋
2021年09月17日
休み明けでもナムラマホーホ「サファイアオープン」(名古屋競馬)
9月17日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「サファイアオープン」(A級1組、名古屋競馬場1800メートル)。
夏の名物重賞・名港盃で待望の重賞ウイナーに仲間入りした◎4 ナムラマホーホ(牡4、藤ケ崎一人厩舎)が主役だ。重賞制覇後は、ご褒美の夏休みをとり、約2カ月ぶりに戦列復帰する。ただ中間も乗り込まれて緩めず秋に備えてきた。先行力があり、控える競馬もこなす自在性にセンスがあり、運びがうまいレース巧者だ。ここ3走は1800メートル以上の距離を使われて連続連対と距離実績もアドバンテージ。復帰戦とあってさすがに仕上がり途上面は否めないが、名古屋の顔になった新興勢力。恥ずかしい走りはしない。
○6 ミラクルシップ(牡7、川西毅厩舎)も休み明けで、3カ月半ぶりの実戦。ただ今春3月のオープンでは4カ月ぶりながらいきなり2着に食い込んだようにポン駆けがきく、A級上位の安定勢力。追い切りや調教は軽めだが、高い評価が必要だ。
▲1 マコトネネキリマル(牡5、角田輝也厩舎)もV圏内。前走の4組勝利は1400メートルだが、20年の笠松・オグリキャップ記念3着馬で本質的には中距離以上の長い距離が向くタイプ。地元では初のA級1組参戦だが軽視できない存在。
△2 カツゲキキトキト(牡8、錦見勇夫厩舎)は前走手ごろなメンバーだったが直線しぶとく押し上げ、久々に2着と好走した。往年の迫力満点の走りは見られないが、距離延長で久々の1800メートルは望むところ。3連単の相手に入れておきたい。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔1・2・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 4→1・2・5・6→1・2・5・6 1・2・5・6→4→1・2・5・6(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)