レース展望・予想

兵庫

2021年10月14日

スケールの大きなガリバーストームが3連勝で戴冠狙う「兵庫若駒賞」(園田競馬)

14日(木)の園田競馬メイン第11レースに、2歳チャンピオンシリーズ・未来優駿2021・大阪スポーツ杯「第14回兵庫若駒賞」(2歳定量、園田競馬場1400メートル)が行われる。

◎7 ガリバーストーム(牡、尾林幸二厩舎)はデビュー前の能力検査から1400メートルで古馬と互角の動きを見せていたが、実戦ではさらに想像を超えるスピードを披露し1分31秒4と破格の時計をマークした。その後はソエの影響で間隔が空いたが、約2カ月ぶりの前走では素質馬ベラジオボッキーニとの追い比べを制して連勝を決めており、現地点では2歳世代で一歩リードしている。前走から中1週で反動が気になるところだが、直前は馬なりでもしっかり動けており状態面は問題なし。鞍上の廣瀬航騎手、尾林幸二調教師ともにここで重賞初制覇を決める。

○1 ベラジオボッキーニ(牡、坂本和也厩舎)は820メートルの新馬戦で49秒9とこちらも破格の時計をマークした。1400メートルではまだ集中力を欠く面が見られるが、前走はガリバーストームに最後もう1度食らいついて差を詰めたように、決してこなせない距離ではない。内枠でうまく脚をためることができれば逆転の可能性を秘める。

▲5 アンサン(牝、木村健厩舎)は園田プリンセスカップで地元馬最先着の3着。「序盤でもう少し前に取りつくことができれば…」と前走後の松木大地騎手は話していたが、最後まで粘りを見せた。北海道所属馬の速いペースを経験できたことが今回のレースにつながってくるだろう。

2戦2勝の☆4 ウーニャ(牝、盛本信春厩舎)は早い段階で賞金を加算して中間は放牧先の坂路で乗り込まれた。自主能検では砂を被せても問題がなかったように位置取りはこだわらない。上記3頭とは初対決になるが、素質はまったく引けを取らない。

△9 メイプルシスター(牝、大山寿文厩舎)は園田プリンセスカップでは積極的な競馬で早めに崩れてしまったが、ゲート入りに時間がかかってイライラしていたことも敗因だった。2走前には認定戦で10馬身差の圧勝を決めた素質馬で侮れない。

△10 ラッキーライズ(牝、栗林徹治厩舎)は園田プリンセスカップで4着。1戦ごとに力を付けており、今回も伏兵の1頭として押さえておきたい。

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馬単 7→1・5・4・9・10(5点)
3連単(1軸流し) 7→1・5・4・9・10(20点)

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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