兵庫
2021年11月10日
休み明けでもエネルムサシが中心「加古川くつした特別」(園田競馬)
10日(水)の園田競馬メイン第11レースに「加古川くつした特別」(B1、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎5 エネルムサシ(牡8、永島太郎厩舎)は兵庫移籍後5戦1勝だがすべて3着以内。いずれもハイレベルなメンバーと戦っており、B1では力が一枚上とみる。10月26日に行われた能力検査では526キロと久しぶりの影響で多少太いようだが、水準以上の時計を出しており態勢は整っている。
○9 ベツセタイ(牝3、田中道夫厩舎)は転入後3戦して、前走2着と初めて連に絡んだ。2走前は不利を受けたが、前走はスムーズに外へ持ち出して末脚を発揮できており、今後にメドが立つ内容でもあった。今回は距離短縮で瞬発力がどこまで出てくるのかが見物だ。
▲3 ヒロインカラーズ(牝3、南弘樹厩舎)は南関東のB3〜B2で好走を続けており、兵庫のB1編入は条件的に恵まれた。転入前はチークピーシズを着用していたように気性的に乗り難しい部分は多少感じられるが、スピードは目を見張るものがある。逃げ、もしくは2番手から運ぶことができればそのまま押し切る可能性もある。
☆12 レオベスト(牡9、織田誠厩舎)は前走最内をロスなく立ち回って4着と9歳馬ながらまだまだ末脚は健在であることを示した。今回は先行馬が手薄で前走ほどペースは速くならないだろうが、うまく展開がかみあえば最後は鋭く伸びてくる。
△1 グラドゥアーレ(牡7、松平幸秀厩舎)は折り合いが難しい点がネックだが、中央実績を考慮しても距離短縮はプラスに出る。
△6 アスタウンデッド(牡4、稻田彰宏厩舎)は1230メートルでいずれも1秒以内の僅差で走っており、穴に押さえておきたい。
<おすすめの買い目>

馬単 5→9・3・12・1・6(5点)
3連単(1軸流し) 5→9・3・12・1・6(20点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)