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ブンブンマル完全復活へ「田原特別」（名古屋競馬）

5月18日（水）の名古屋競馬メイン第11レースは「田原特別」（A級4組、名古屋競馬場1700メートル）。

復活なった◎5 ブンブンマル（牡4、川西毅厩舎）が連勝を決める。復帰後の今春2走が3、4着と善戦止まりに終わっていたが、3戦目の前走4組、ようやくらしい走りが戻ってきた。スタートから行きっぷりよく難なく2番手外の絶好ポジションをキープ。終始好手ごたえで流れにも乗り、早めに先頭に立ち、余裕十分に後続を振り切ってみせた。3歳重賞戦線で大活躍した力の証明だった。中間は強い追い切りこそ消化していないが調教気配も悪くない。なによりクラスは前走と同じ4組、強敵不在の有利な構成でもある。スカッと2連勝を決め、完全復活を高らかにファンにアピールだ。

相手筆頭は高く安定した先行力を持つ○1 サンデーグラス（牡4、今津博之厩舎）。A級昇級後、勝ちきれないものの、2、2、4、4、2着と持ち前の先行力と粘りで決まって好勝負してみせる。軽めの調整で臨んだ前走とは一転、追い切りを強化し、しかも好タイムをマークし、好仕上がり。ロスのない絶好の1枠スタートも願ったり。有力な勝ち負け候補だ。

転入後の2戦、結果を出していない▲3 マイネルヘルツアス（セン5、今津博之厩舎）だが、重賞覇者で高知戦歴はなかなかのもの。2走前が手探りの転入戦、前走は強敵相手のダートグレード挑戦とも敗因分析できる。変わり頃の3走目。警戒が必要だ。

前走は不発も2走前に中央条件交流戦で価値ある2着に食い込んだ△2 ヘブンリーデイズ（牡7、今津勝之厩舎）も連争いは十分。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　5→1・2・3・7（4点）
3連単（1軸流し）　5→1・2・3・7（12点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）