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前走3着ロングビユウテイが巻き返す「デネブ特別」（ばんえい帯広競馬）

8月13日（土）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「デネブ特別」（B2級-1組）が行われます。

平場戦ならスピードで押し切るタイプの馬は多くいますが、特別戦になると良績が無い馬が多い一戦です。前開催のユリウス特別出走組からは1着カネサスペシャルは不在となりますが、2着ジェイファイター、3着ロングビユウテイ、4着オージョなど7頭、ばんえい大賞典から3着のピュアリーナナセ、B3級-2・3組決勝から1着スーパースピード、B2級-2組から1着ジェイマリアの10頭です。重量は前走時と据え置きのユリウス特別組に比べ、ばんえい大賞典3着ピュアリーナナセが前走から20キロ減ですが、他の路線からの馬は30キロから40キロの増量ならユリウス特別組が展開有利に刻めそうです。

◎9 ロングビユウテイ（牝5、西弘美厩舎）650キロを本命に推します。近2走は実績のない特別戦でしたが、2走前は快速の3歳馬ツガルノヒロイモノから16秒4差の3着、前走はB2級-1組ユリウス特別もカネサスペシャルのコンマ9秒の僅差の3着と健闘しています。スピードとパワーの両方を兼ね備え、馬場状態に左右されない馬をばんえい競馬界では“真面目な馬”と言われますが、その代表格といえます。今回も馬場は週末からの雨で時計勝負の競馬が予想されますが、テンから押して行っても障害は嫌といわない巧者です。

○10 オージョ（牝6、林豊厩舎）650キロが対抗です。馬場状態で勝負が左右されるタイプですが、今回は得意とする軽めの馬場になりそう。ただ同型馬が多く、ポンとハナに立てなければ差して勝てる末脚の切れは無いだけに、展開の助けが必要となります。

▲1 ジェイファイター（牡5、小林勝二厩舎）670キロが3番手です。ユリウス特別では決め脚の差が出てコンマ2秒の僅差2着と惜敗しています。決め脚に欠ける馬が1番厳しい展開がスピード競馬で、その展開が予想される今回は3番手です。

＜おすすめの買い目＞　

馬単　9→10・1・6・7（4点）
3連単（フォーメーション）　9→10→1・6・7（3点）

（文／小寺雄司）