名古屋
2022年08月19日
920mでウインレゴリスの変身期待「フルダッシュオープン」(名古屋競馬)
8月19日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「フルダッシュオープン」(A級1組、名古屋競馬場920メートル)。
距離短縮で◎10 ウインレゴリス(牡4、藤ケ崎一人厩舎)が変身だ。2月のA級5組から4月のA級2組まで3連勝を飾ったが、その後はオープンや重賞、そして距離の壁に当たって勝ち星を挙げていない。勝負どころで早めに交わされ失速が続くが、スタート、テンの速さは折り紙付き。相変わらず勝負どころまで主導権を握り続けてみせる。920メートル戦で先制しやすい大外10番枠スタートは願ったり。中間は緩めず乗り込まれており、気配も悪くない。大幅な距離短縮を味方に鮮やかな変わり身を遂げていい。
実績上位は○7 エッシャー(セン8、瀬戸口悟厩舎)。当地1500メートルのオープン特別2戦で1、3着の戦歴が光る。スタートセンスがあって二の脚も速い。控えるレースもこなせるタイプで連軸という点ではウインレゴリスをしのぐ。
距離がポイントになるが、直線勝負に持ち込めば▲4 ダノンボヌール(牝5、安部幸夫厩舎)に出番到来。スタートが甘いタイプでゲート出が好走への鍵になるが、A級2組を2連勝中と決め脚絶好調。直線の差し比べに持ち込みたいところ。
手探り面ある転入初戦だが中央2勝馬で先行力もある△1 ミラクルチューン(牝6、榎屋充厩舎)は当然軽視できない。
穴は△5 スノールナ(牝4、榎屋充厩舎)。格上挑戦だが当地の同距離では2戦2勝の短距離巧者だ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 10⇔1・4・5・7(8点)
3連単(フォーメーション) 10→1・4・5・7→1・4・5・7 1・4・5・7→10→1・4・5・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)