レース展望・予想

名古屋

2022年09月29日

好調ヴェルに3連勝の期待「パンジー特別」(名古屋競馬)

9月29日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「パンジー特別」(A級2組、名古屋競馬場1500メートル)。

勝ち負けレベルの馬が多いが、軌道に乗ってきた好調馬◎5 ヴェル(牝6、川西毅厩舎)を狙いたい。休養明け初戦こそ好位をキープも伸び切れず5着に留まったが、ひと叩きで素早く変身。2走前を鮮やかに3馬身差をつけて逃げ切れば、前走はクビ差ながら1番人気馬に競り勝って2連勝。再度、A級昇級を決めてみせた。休養前にすでにA級2組特別(21年8月)を勝ち切っている実力派で、戦歴から前走と同じ1500メートル戦の方が持ち味が出る先行タイプ。中間のムードは特に変わっておらず、3連勝の期待が十分できそうだ。

実質オープンとも言えた前走の昇竜戦4着から反撃に意気込むのは○10 ダノンボヌール(牝5、安部幸夫厩舎)。1枠スタートがマイナスに作用し、道中ずっと内に包まれ、追い出しを開始できたのは直線に入ってからと、かなりの不利があった。それでも最後はコンマ3秒差まで追い上げて地力をアピール。スムーズな競馬がしやすい外枠スタートに変わって、素早い巻き返しを狙う。

▲8 ネオトリニティー(牝4、今津博之厩舎)も前走の地方全国交流重賞から自己条件にメンバーが軽量化している。注文通り流れに乗って運べば勝ち負けが可能。

また3頭の転入初戦馬の取捨選択も、馬券のポイントになる。戦歴的には3頭とも即通用するレベルだが、移籍前成績や距離適性を考えれば、△3 マイティバローズ(牡7、坂口義幸厩舎)に一番食指が動く。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 5⇔3・4・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 5→3・4・8・10→3・4・8・10 3・4・8・10→5→3・4・8・10(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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