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地元の3歳馬リンクスターツに期待「ヴァルカン賞」（名古屋競馬）

12月6日（火）の名古屋競馬メイン第9レースはJRA交流「名古屋CC ヴァルカン賞」（A級3組・中央1勝クラス、名古屋競馬場1500メートル）。

1勝クラスの交流戦は中央勢優位の流れが続いているが、今シリーズのJRA勢はいつにもまして小粒なメンバー。しかもいつもより少ない4頭での遠征。久々に地元勢にチャンスがありそうだ。

狙いは伸びゆく地元の3歳フレッシュ◎4 リンクスターツ（牡3、榎屋充厩舎）だ。4月の笠松・新緑賞を持ち前の快速先行で飾った重賞ウイナーで、一般格付け前には古馬に交じった7月のA級5組特別を早めの抜け出しで仕留めた好素材。前走3組特別は3馬身差2着に留まったが、勝ち馬は当地パーフェクト連対を誇る好調馬ハローマイキー。しかも勝ちにいく積極的なレースをしたためで、距離も戦歴イマイチの1700メートルでもあった。強敵中央勢に相手は変わるが、持ち前の先行力が生きる1500メートル戦は絶好の舞台。中央勢撃破の夢が広がる。

JRA勢では○1 アイリスクォーツ（牝4、JRA・高野友和厩舎）が実績上位。2走前には同条件の笠松遠征で半馬身差2着に粘り込んだように、地方コース向きの高い先行力の持ち主だ。4カ月半ぶりの実戦も、コンビは交流戦に抜群の強さを誇る岡部誠騎手。当然高評価が必要だ。

▲8 リツィタル（牝4、JRA・牧田和弥厩舎）は1月まで名古屋に在籍し、6戦3勝、3着1回と上々の成績で小回りコースを苦にしないタイプ。2走前には金沢遠征で好勝負を演じており馬券に欠かせない。

昇級後は成績イマイチも△5 ボニンブルー（牡4、JRA・小崎憲厩舎）、△7 ベッサラビア（セン5、JRA・橋田満厩舎）も地方遠征なら出番がありそうだ。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　4⇔1・5・7・8（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・5・7・8→1・5・7・8　1・5・7・8→4→1・5・7・8（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）