兵庫
2022年12月06日
先行激化でリコーパイソンの差し切りに期待する「近江しゃも特別」(園田競馬)
6日(火)の園田競馬メイン第11レースに「近江しゃも特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎6 リコーパイソン(牡7、田中一巧厩舎)はB1に昇級してから3着続きだが、2走前は兵庫ユースカップを勝ったサラコナン、前走もA1混合で勝ち鞍のあるタガノタイトが相手で分が悪かった。今回は勝った3走前と同じく有力どころに逃げ馬がそろっており、前半からペースは流れることが濃厚。そうなるとこの馬の決め手が生きてくる。ここ2走に比べると相手関係は恵まれており勝機到来とみた。
○4 クラップクラップ(牝5、尾林幸二厩舎)は浦和6勝の実績通りに転入初戦から先行力を示したが、少し馬体が減った影響が出たのか、直線は思いのほか粘りを欠いてしまった。しかし今回は中2週空けて馬体の回復に努めており、前走よりも粘りが出てくるだろう。
▲7 ミラクルベルン(牝4、保利良平厩舎)はすんなり運べないと前走のようにもろい面を見せてしまうが、今回は外枠で包まれずに運ぶことができる。相性がいい長尾翼玖騎手が5戦ぶりに騎乗するが、ここで結果を出したいところだ。
☆2 タガノオボロ(牝5、新子雅司厩舎)は前走の勝ち時計が優秀。B1では4戦して勝ち星がないが、今回はそこまで強敵がおらず、すんなり逃げることができればB1初勝利が見えてくる。
△1 ザプラウドワンズ(セン6、永島太郎厩舎)も勝ちみに遅いタイプだが、末脚は安定している。今回は距離短縮でどこまでペースに対応できるか。
<おすすめの買い目>
馬単 6→4・7・2・1(4点)
3連単(1軸流し) 6→4・7・2・1(12点)
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)