名古屋
2022年12月23日
オープン連勝なるかブンブンマル「タンザナイトオープン」(名古屋競馬)
12月23日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「タンザナイトオープン」(A級1組、名古屋競馬場1500メートル)。
上位馬の評価差わずかだが、勝って同条件と参戦有利な◎2 ブンブンマル(牡4、川西毅厩舎)が軸にふさわしい。前走の同距離のオープンでは、後方から抜群の手ごたえで早めに上昇し先頭に並びかけてそのまま振り切ってみせた。ブリンカー装着効果から走りに集中し、パワーを感じさせるレースだった。負担重量1.5キロアップに、本質的にもう少し距離のほしい1500メートルとは言え、着差以上に強さをアピールした前走内容からやはりV最短の存在だ。
転入馬○1 ロジペルレスト(セン7、榎屋充厩舎)のいきなり劇は要警戒だ。今秋復帰後はオープン昇格で大敗続きも、中央ダートで4勝を挙げた高いキャリアはダテではない。当地追い切りでは再三好ラップを計測し、いきなり動ける態勢にありそうだ。中央時の4戦が福島、函館とローカル場所でマークしたことから小回りコース適性は十分。手探り面ある地方デビュー戦も当然高い評価が必要だ。
前走、ブンブンマルをクビ差まで追いつめて2着▲4 コンビーノ(牝3、竹下直人厩舎)も有力なV候補。ひと息入っていた前走を叩かれた上積みがあり、重量差が広がっている。直線の追い比べに持ち込んで逆転を狙う。
前走3着で地元のオープンでも勝ち負けできる力を証明した△3 ヒロシゲウェーブ(セン6、今津博之厩舎)に、好調持続△5 メイショウシルト(牡4、角田輝也厩舎)も一撃が可能。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔1・3・4・5(8点)
3連単(フォーメーション) 2→1・3・4・5→1・3・4・5 1・3・4・5→2→1・3・4・5(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)