レース展望・予想

金沢

2022年12月23日

エイシンヌウシペツら3歳3頭対等「ポインセチア特別」(金沢競馬)

降雪のため中止順延となった20日(火)の金沢競馬が23日(金)に仕切り直しで行われます。

3日間延びたことが各馬の調整にどのような影響を与えるのか心配されますが、メイン第10レース「ポインセチア特別」(A2級二組、金沢競馬場1500メートル)は、伸び盛りの3歳馬3頭がA級の舞台に上がってどんな走りを披露するか注目されます。

◎7 エイシンヌウシペツ(牝3、中川雅之厩舎)は3走前にポジション争いに敗れて11着に崩れていますが、シーズン終盤にきて2、1着と再びリズムを上げています。特に前走は先団を見ながら4番手でレースを進めると、逃げた馬に3コーナーで早めに並びかけて持ったままで4コーナーを先頭で回り、直線で後続を突き放す強い勝ちっぷりでした。前戦地の笠松では3歳重賞・ゴールドジュニアで混戦の2着争いを制した実績もあり、金沢入りしてからも3歳A級1組で勝ち負けしていた実力から素質の高さは評価されていました。好位につけて直線しっかり抜け出してくる競馬センスの良さから、今回から古馬A級入りとなっても好勝負が期待できるでしょう。

○3 エヴォラ(牝3、佐藤茂厩舎)はB1級にクラスが上がった前走も逃げ切って3連勝とスピードの違いを見せつけています。スタートダッシュを決めてペースを握ると、3コーナー過ぎから後続を引き離して3馬身突き放す圧逃劇でした。2歳新馬戦から2連勝でJRA認定勝ちを飾りながら、3歳前半は伸び悩みましたが、終盤にきてようやく素質の高さを発揮できるようになりました。近走の勝ちっぷりの良さから、勢いで最終戦も走り切ってもらいたいです。

▲5 ハジメテノチュウ(牡3、金田一昌厩舎)は2走前に4着に敗れて、中央未勝利から転入後の連続連対が途絶えてしまいましたが、前走は力強く逃げ切ってV奪回に成功しました。やはり2番手で控えるレースよりも、スタートから先頭に立って自分のレースに徹した方が強さを発揮できるようです。今回はエヴォラとの先手争いがポイントになりますが、ハナを主張できれば際どい勝負に持ち込めます。

エヴォラとハジメテノチュウがスタートから激しく競り合う展開になるなら、△8 アレレブルー(牡4、加藤和義厩舎)に出番がありそう。2走前の能登波の花賞で、後方一気の追い上げで2着に突っ込んできたのは記憶に新しく、前崩れの展開になるなら再現がありそうです。

△1 ガラチコ(牡6、加藤和義厩舎)もレース終盤の追い上げには定評があります。A級初挑戦となった前走は追走いっぱいに終わりましたが、2走目ならペースにも慣れてきそうで、巻き返しがあるかもしれません。

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馬単(フォーメーション) 7・3・5→7・3・5・1・8(12点)
3連単(フォーメーション) 7・3・5→7・3・5・1・8→7・3・5・1・8(36点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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