レース展望・予想

ばんえい

2023年01月21日

帯広記念3着から前進めざす「柏林馬事公苑特別」(ばんえい帯広競馬)

1月21日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「柏林馬事公苑特別」(オープン-1組)が行われます。

重賞・帯広記念1、2着アオノブラック、メムロボブサップは不在ですが、3着コマサンブラック、5着メジロゴーリキ、8着ゴールデンフウジン(牡9、山本正彦厩舎)、競走中止だったインビクタの4頭、準重賞・ばんえい十勝金杯からは1着ヤマカツエース(牡4、金田勇厩舎)ほか4頭の8頭立て。負担重量は帯広記念組が140キロ程度の減量、ばんえい十勝金杯組は据え置きか5キロ増。当日は雪予報もあり時計の競馬が予想されます。実績馬が多い重賞組に、勢いある準重賞組がスピードで対抗します。

◎5 コマサンブラック(牡7、金田勇厩舎)760キロを本命に推します。3走前の師走特別で今季2勝目を挙げています。重賞では入着止まりでしたが、帯広記念ではインビクタよりも前で運び、障害も先頭で越えました。ゴール前で失速し3着でしたが、勝ったアオノブラックから8秒6差は大健闘といえます。今回は当時の1、2着馬が不在なら逃げ切り勝ちが期待されます。

○6 メジロゴーリキ(牡9、松井浩文厩舎)765キロが対抗です。明け9歳でも毎回素軽い動きを披露しています。3番人気に支持された帯広記念は先行策から障害もやや早めの仕掛け。6番手から末脚を伸ばしますが差は詰まらず10秒7差の5着とはいえ、好感が持てるレース内容といえます。

▲8 インビクタ(牡7、松井浩文厩舎)770キロが3番手です。帯広記念はスタートから攻める競馬。天板でのヒザつきが堪え二の腰が入らなかったものですが、勝負は紙一重。勝ちに行っての競走中止は度外視可能で、能力再検査はしっかり合格しています。

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馬単 5→6・8・1・3(4点)
3連単(フォーメーション) 5→6→8・1・3(3点)

(文/小寺雄司)

 

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