レース展望・予想

名古屋

2023年01月06日

920mでスピード発揮ウィップラッシュ「門松特別」(名古屋競馬)

1月6日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「門松特別」(A級2組、名古屋競馬場920メートル)。

舞台は超短距離で、流れや展開もポイントのひとつだが、◎10 ウィップラッシュ(牝6、迫田清美厩舎)が軸にふさわしい。A級に再昇級後、1500メートルでは直線の粘りひと息で9、4着に留まる。しかし920メートルだった前走は勝ち馬のキレには屈したが、セールスポイントのスピードを披露し、1馬身差2着にしっかり粘り込んでみせた。勝ち星こそないものの【0・2・1・2】の成績を残すようにこの距離を得意とする。スタートで少々後手に回っても動きが取りやすい大外8枠10番スタートも買い材料。前走より相手は強化されるが、短距離巧者に連軸の期待だ。

力上位は○1 グリグリグリタロウ(牡6、川西毅厩舎)。休養前の昨年6月から9月までオープン特別で4走連続連対を果たした力の持ち主。前走は約3カ月ぶりで、しかも守備範囲を超えた1700メートル。今回はデビュー以来初めての1000メートル以下だが、南関東在籍時に馬券貢献した2レースはともに1200メートル戦。動きがとりにくい最内1枠1番スタートだが、好スタートを決めて流れに乗れば力がもの言う。

転入馬▲8 アイメイドイット(牝7、沖田明子厩舎)も高い評価が必要。前走で金沢1400メートルのA級準重賞を逃げ切っており、好調モードでの移籍となる。直前の追い切りでは軽快な脚さばきで絶好のタイムをマーク。臨戦態勢が整い、いきなり要警戒だ。

初距離が鍵になるがクラス上位の安定勢力△5 ウインフェーデ(牡5、今津博之厩舎)に、スピード非凡でスタートの速さに定評ある△3 ニシノステラ(牝6、坂口義幸厩舎)も軽視できない。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 10⇔1・3・5・8(8点)
3連単(フォーメーション) 10→1・3・5・8→1・3・5・8 1・3・5・8→10→1・3・5・8(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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