岩手
2023年01月03日
舞台絶好ケープライト「金杯」(水沢競馬)
3日(火)水沢競馬メイン第10レースは、レギュラーシーズン・フィナーレを飾る明け3歳重賞「第47回金杯」(3歳、水沢競馬場1600メートル)。
◎1 ケープライト(牝、佐藤浩一厩舎)は4勝、2着2回。連対を外したのは芝の地方全国交流重賞・ジュニアグランプリでの10着のみ。芝からダート変更の重賞・若駒賞も快勝し、フジラプンツェルのNo.2を堅持しています。金杯と同じ水沢1600メートルの太夫黒特別も余裕の抜け出しを決めて完勝。コース適性、距離適性でもほかを大きくリードし、首位は譲れません。
○2 セイレジーナ(牝、板垣吉則厩舎)はデビュー戦3着後、体が仕上がっていないと判断し、思い切って休養したのが奏功。復帰後は一戦ごとに調子を上げ、重賞初挑戦で寒菊賞を制しました。これが2歳馬の成長力以外、何ものでもなし。重賞2連勝に王手をかけました。
▲6 ミニアチュール(牝、佐藤祐司厩舎)は北海道2勝、2着4回から転入。初戦はメンバーにも恵まれましたが、2番手キープから4コーナーで先頭。あとは後続を突き放す一方で7馬身差の圧勝劇。驚異の上がり3ハロン37秒6をマークし、周囲の度肝を抜きました。相手強化ですが、あっさりまで十分。
△5 アサップ(牡、佐藤浩一厩舎)は牝馬優勢の中にあって2勝マーク。掲示板外は一度のみと大崩れしないのが持ち味です。前走・寒菊賞でも2着確保。勝つまではどうかですが、マークは欠かせません。
△3 エルメルクリオ(牝、三野宮通厩舎)はダッシュ力一番。マイルへの対応がカギですが、すんなり先行なら。
△10 レモンアイカー(牝、菅原勲厩舎)は転入戦が案外でしたが、重賞でも入着の実績が不気味です。
<おすすめの買い目>
馬単 1→2・6・5・3 2・6→1(6点)
3連単(フォーメーション) 1・2・6→1・2・6→1・2・3・5・6(18点)
(文/松尾康司)