名古屋
2023年01月16日
条件緩和リンクスターツに絶好機「寒中特別」(名古屋競馬)
1月16日(月)の名古屋競馬メイン第10レースは「寒中特別」(A級6組、名古屋競馬場1700メートル)。
上位馬の評価差はわずかだが、◎6 リンクスターツ(牡4、榎屋充厩舎)が今回こそ勝利を飾るか。前走のA級5組特別は、圧倒的1番人気に推されたが2着に終わった。勝ち馬から徹底マークに遭って、しかも早めに交わされる厳しい展開が影響した“展開負け”と分析できる。昨年4月には3歳重賞の笠松・新緑賞を逃げ切り、格付け前の7月にはA級5組特別を華麗に押し切った好素材。昨秋復帰後の自己条件2戦はともに2着に甘んじるが、条件はA級3組と5組で、今回は6組に条件が下がった。しっかりセールスポイントの先行力と底力で勝ち切りたい。
昇級初戦でも○3 アイファーライオン(牡5、竹下太厩舎)は高評価が欠かせない。ゆったりとレースが流れやすい当地1700メートル戦は6戦2勝、2着3回と大の得意とする。前走はB級2組特別ながら好位から鮮やかに差し切り、2馬身差Vと勝ちっぷりもよかった。昇級戦もすんなり流れに乗って運べば即通用する。
▲2 ザビーチ(牝6、竹下太厩舎)は、冬場に成績を上げるこの時期を得意とするタイプ。外を回ってまくり一撃を勝ちパターンにするため、速い流れで推移してほしいところだろう。また、△5 モズプラチナ(牡6、今津博之厩舎)の前走は少頭数を考慮し、仕掛けを遅くしたのが、差し届かず3着に終わった一因とも言えた。こちらも速い流れになれば頭まで突き抜けていい。
しぶとさ魅力の△4 バイクミレー(牝6、櫻井今朝利厩舎)も連争いなら。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔2・3・4・5(8点)
3連単(フォーメーション) 6→2・3・4・5→2・3・4・5 2・3・4・5→6→2・3・4・5(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)