レース展望・予想

ばんえい

2023年01月29日

ハンデ頭もサクラヒメが女王へ「ヒロインズカップ」(ばんえい帯広競馬)

1月29日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第33回ヒロインズカップ」(4歳以上牝馬)が行われます。

4歳以上の牝馬女王を決める一戦。最軽量が770キロのダイヤカツヒメとシャンハイオトメ、トップハンデは820キロのサクラヒメと、その差は50キロと大きくついています。

◎10 サクラヒメ(牝5、今井茂雅厩舎)820キロを本命に推します。46戦21勝を挙げていて、昨年はクインカップ、明けて5歳となり天馬賞も勝利し、重賞4勝を誇ります。今季は11戦して8勝、着外3回の成績ですが、前走は4連勝で天馬賞に挑戦、スタートから先行するオーシャンウイナーに遅れずに好位を進み、障害はひと腰先頭で、直線では渡来心路騎手の手綱は持ったままと余裕さえ感じさせる走りでのゴールでした。今回一番の課題はハンデ差ですが、他の有力馬が前走から70キロから最大110キロの増量となっており、サクラヒメの820キロは力量を考量しても十分対応できる重量です。

○2 ナカゼンガキタ(牝9、松井浩文厩舎)780キロが対抗。格付けはA1級です。過去に重賞には14回出走し、3歳時のばんえいオークスでシンエイボブをコンマ8秒差押さえて初優勝、カーネーションカップでもミスタカシマに9秒8の大差を付けて勝利と牝馬重賞2勝しており、重賞経験ではサクラヒメ以上といえます。今回は40キロのハンデ差を生かしての大駆けの期待がかかります。

▲7 ミソギホマレ(牝5、坂本東一厩舎)810キロが3番手。オープン格付けです。重賞はこれが13回の挑戦で、4歳時には銀河賞で2着オーシャンウイナーに12秒9の大差を付けて圧勝、念願の重賞初優勝となりました。前走の天馬賞でもサクラヒメの5秒1差の2着と健闘して好調を維持しています。

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馬単 10→2・7・3・6(4点)
3連単(フォーメーション) 10→2→7・3・6(3点)

(文/小寺雄司)

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