名古屋
2023年01月30日
追い切り強化オウケントップ反撃へ「冬銀河特別」(名古屋競馬)
1月30日(月)の名古屋競馬メイン第10レースは「冬銀河特別」(A級5組、名古屋競馬場1700メートル)。
勝ち負けレベルの馬が多く激しいVバトルが期待できるが、◎2 オウケントップ(牡5、原口次夫厩舎)から狙いたい。A級昇級後は6、5着とひと息の成績に終わる。豪快な差し、追い込みで仕留めていたB級時の走りとは違って、近2走は積極的に好位でレースを進め伸び切れずに終わった印象だ。中間は追い切りを強化し、陣営の反攻への強い意気込みが感じられる。原点に立ち戻った追い込み策で、自慢の末脚がよみがえるか。
○3 グランディス(セン5、今津勝之厩舎)はひと叩き効果が魅力。手探り面あった転入戦の前走を2番手からしぶとく粘って1馬身半差2着。中央や南関東でもまれた底力をいきなり披露した。環境やコース慣れに体調アップなど多くの上積み材料が期待できる移籍2戦目。有力なV候補の1頭だ。
▲1 アイファーライオン(牡5、竹下太厩舎)はクラス2走目で前進をうかがう。前走は内枠スタートを意識してか、主導権を握ったものの後続から終始プレッシャーを受ける苦しい展開で失速した。再度内の1枠からのスタート。東海地区の第一人者・岡部誠騎手がどうレースを組み立て、導くのか注目したい。
ともに昇級戦だが△8 テンペスタース(牡5、宇都英樹厩舎)、△10 エディッタ(牝4、坂口義幸厩舎)はいきなり警戒が必要。とくにテンペスタースの前走勝ち時計はA級に入っても胸が張れる。軽快な先行力から距離延長でも軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔1・3・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 2→1・3・8・10→1・3・8・10 1・3・8・10→2→1・3・8・10(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)