レース展望・予想

名古屋

2023年02月02日

重賞4連勝なるかウインユニファイド「梅見月杯」(名古屋競馬)

2月2日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第24回梅見月杯」(名古屋競馬場2000メートル)。

3月の名古屋大賞典JpnIIIトライアルの地方全国交流もあってハイレベルなVバトルが期待できる。激戦ムードだが、軸にふさわしいのは地元の◎7 ウインユニファイド(牡11、沖田明子厩舎)。転入初戦だった昨年の梅見月杯こそ4着に失速したが、その後7戦パーフェクト連対を誇る。待望の初タイトルだった昨年6月の名古屋・トリトン争覇からは佐賀・鳥栖大賞、そして暮れの笠松・東海ゴールドカップと重賞3連勝中。11歳を迎えた大ベテランだが充実一途だ。先行力があって好位から安定したレース運びができて、バテずに長くいい脚を使える。ここを目標に調整し仕上げられ、最終追い切りでは軽快な脚さばきを披露し、依然好気配をキープ。重賞4連勝を果たし、東海ナンバーワンをアピールするか。

遠征勢では兵庫の○6 アキュートガール(牝4、兵庫・新子雅司厩舎)に未知の魅力を感じる。中央時は新馬戦の1勝に留まったが兵庫移籍でブレイク。前走・新春賞では兵庫で無傷の5連勝を飾って重賞初制覇を成し遂げた。まだ明け4歳馬で可能性をたっぷり秘め、地方では走りに底を見せていない。初の地方全国交流が舞台で、どんな走りができるか、見逃せない。

▲10 タカジョー(牡5、浦和・宇野木博徳厩舎)は3走連続となる意欲の名古屋遠征。東海菊花賞(3着)は最内1枠スタートがマイナスに作用し、名古屋グランプリJpnII(9着)は中央勢相手で度外視できる。流れに乗りやすくスムーズな競馬が可能な外枠スタートで、今度こそをうかがう。

新興勢力の△2 メルト(牡4、角田輝也厩舎)はデビュー以来、初の2000メートルで距離克服が鍵もパンチ力がある。

名古屋記念2着は“展開負け”とも言えた△1 ブンブンマル(牡5、川西毅厩舎)も差はわずか。

<おすすめの買い目>  この買い目で投票

馬単(マルチ) 7⇔1・2・6・10(8点)
3連単(フォーメーション) 7→1・2・6・10→1・2・6・10 1・2・6・10→7→1・2・6・10(24点)

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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