名古屋
2023年02月03日
スターインパクトの好調さを買う「クロッカス特別」(名古屋競馬)
2月3日(金)の名古屋競馬メイン第12レースは「クロッカス特別」(A級2組、名古屋競馬場2000メートル)。
今シリーズは重賞・梅見月杯に、昇竜戦が前日に実施された関係で、通常のA級2組特別よりかなり手ごろなメンバー構成になったと言わざるを得ない。
勝利ハードルがぐっと下がって、◎2 スターインパクト(牡5、竹下太厩舎)の好調さがものをいいそうだ。A級に昇級した昨年6月から好走しても詰めが甘く勝ち切れなかったが、前走5組特別で待望のA級初勝利。行きっぷりよく道中2番手にサッとつけ、早めに先頭に立って後続を振り切る“横綱相撲”の完璧な運びだった。「今すごくデキがいいのが分かります」とコンビを組んだ加藤聡一騎手は振り返っていた。事実、12月の3走前にはハイレベルな中央1勝クラスとの交流競走でも半馬身差2着に突っ込んでみせた。ポイントは守備範囲を超えた成績いまいちの2000メートルの距離。ただ少頭数6頭立ての構成でスローな流れが予想される。好調さを武器に克服できるとみる。
○4 シラカミロード(牡5、坂口義幸厩舎)がライバル。2走前の同距離2000メートル戦でスターインパクトらを相手に鋭い追い込みを決めて勝利。短距離中心だった高知在籍時よりも、マイル以上が主戦場だった岩手時代の方が好成績を残していた。距離適性はメンバー中屈指とも言える。前走は1組挑戦で不発も度外視でき、距離延長と条件緩和で反撃をうかがう。
強さとモロさが同居するタイプも地力ある▲5 セイヴァンキッシュ(牡6、安部幸夫厩舎)も相手関係から軽視できない。同様なことが大ベテラン△1 サンデンバロン(牡11、塚田隆男厩舎)にも言えそうだ。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔1・4・5(6点)
3連単(フォーメーション) 2→1・4・5→1・4・5 1・4・5→2→1・4・5(12点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)