名古屋
2023年02月16日
地力強化うかがえるコンビーノが主役「スイセン特別」(名古屋競馬)
2月16日(木)の名古屋競馬メイン第12レースは「スイセン特別」(A級2組、名古屋競馬場1500メートル)。
もちろん◎2 コンビーノ(牝4、竹下直人厩舎)が断トツの主役だ。2走前の12月戦はハナ差辛勝だったがオープン初勝利を飾り、それを含めて最近4走のオープン特別で4、2、1、2着。セールスポイントの切れ味を決まって発揮して勝ち負けするようにメキメキ地力をアップさせる。スタートも改善し、好位から安定したレース運びができるようになったのも強調材料で心強い。主戦・塚本征吾騎手がNARグランプリ出席(優秀新人騎手賞受賞)で乗り替わったが、好調の今井貴大騎手なら心配はない。手ごろな構成のA級2組参戦で、しかも展開の紛れが少ない5頭立て(1頭出走取消)。きっちり人気に応える。
コンビーノの次位争いが鍵になるが、差しタイプが多く、しかも少頭数の構成でレースの流れはスローになりやすい。先行馬○3 タイガーアチーヴ(牡7、原口次夫厩舎)にまず食指が動く。好走パターンの主導権が握れず結果が出ない近況だったが、先制した前走・如月昇竜戦で2馬身差2着と久々に結果を残した。前走同様、マイペースに持ち込めば展開有利に粘り込める。
一方、差し脚勝負なら▲5 メンターモード(セン9、櫻井今朝利厩舎)に出番。転入後の3戦は掲示板止まりだが、中距離よりも短距離の方が戦歴がいい。環境、コースにも慣れが見込める移籍4戦目。そろそろ一撃が可能。
△1 キンイロノツバサ(牡7、藤ケ崎一人厩舎)はひと息入った復帰戦で割引が必要だが、A級2組参戦で相手が緩和。3連単候補に欠かせない。
<おすすめの買い目>
馬単 2→1・3・5(3点)
3連単(1軸流し) 2→1・3・5(6点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)