名古屋
2023年02月17日
条件好転するナムラマホーホから「サファイアオープン」(名古屋競馬)
2月17日(金)の名古屋競馬メイン第12レースは「サファイアオープン」(A級1組、名古屋競馬場1700メートル)。
叩き2走目の上積みで◎4 ナムラマホーホ(牡6、藤ケ崎一人厩舎)が前進だ。前走はひと息入った約2カ月ぶりの実戦もあって、勝負どころからの手ごたえがひと息で、直線伸び切れず3着に留まった。それでも勝ち馬から大きく負けなかったのは地力の片りんだった。久々をひと叩きしたことで中間気配は大きくアップ。併せ馬の最終追い切りで相手をちぎり、上昇ムードがうかがえる。忙しい距離だった前走の1500メートルより、近走はゆったり流れる中距離を主戦場とする。叩き2走目の上がり目で勝ち負け必至だ。
○7 ブンブンマル(牡5、川西毅厩舎)の前走・梅見月杯7着をどう判断するかも鍵。道中好位インで流れに乗って運んだが、直線に向くと見せ場なし。馬場の重たい内を終始通った影響だろうか。強さとモロさ、両極端の走りを見せることがしばしばの近況だが、外枠のほうが走りやすそう。外の7枠スタートを味方に巻き返すか。
勢い魅力は▲1 パーソナルマキ(牡10、沖田明子厩舎)。転入後、A級2組、昇竜戦をともに先行快勝劇で連勝。10歳を迎えたベテランだがレベル高い南関東で長年もまれた経験やキャリアはダテではない。A級1組でもヒケを取らない。
昨秋復帰後、王者△8 トミケンシャイリ(牡5、竹下直人厩舎)はなかなか本来のデキ、輝きを取り戻せていない。重賞では失速が続くが、追い切りは前走時より動き時計も出た。特別戦でもあり、やはり軽視はできない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔1・2・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 4→1・2・7・8→1・2・7・8 1・2・7・8→4→1・2・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)