笠松
2023年02月20日
上昇一途ヤマニンリリアーナ「白梅特別」(笠松競馬)
2月20日(月)の笠松競馬メイン第9レースは「白梅特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
A級候補生の好素材ばかりも、上昇一途の◎5 ヤマニンリリアーナ(牝4、森山英雄厩舎)がやはりV最短だ。当地転入後9戦6勝、2着2回。競走中止のアクシデント(昨年10月・C級戦)があった一戦を除けばパーフェクト連対。しかも近走はいずれも明確な着差をつけて4連勝中。充実機の明け4歳を迎え、メキメキと地力アップに成功。先行力があって、差しに構えても鋭い決め脚を繰り出せる。特にここ2走が際立つ好内容で、2走前をC級1組特別を4馬身差つけて悠々逃げ切ると、昇級初戦の前走2組では一転、好位キープから鮮やかに直線抜け出して3馬身差快勝。持ち前の自在脚でともに粒ぞろいのメンバーを一蹴してみせた。好調なライバルは多いが、初の1組特別も上り詰める勢いでクリアする。
○6 ハグンジョウ(セン5、笹野博司厩舎)も転入後5戦2勝、2着1回、3着2回の末脚自慢。展開、流れに左右される差しタイプだが、直線ではきっちり脚を伸ばしてくる。速い流れになれば直線一気に頭まで突き抜けていい。
一方、先行勢有利のペースで推移すれば▲4 プリティーメモリー(牝4、森山英雄厩舎)が浮上。相手強化の一戦も前走勝利したマイル戦より、1ハロン短縮の1400メートル戦は脚質的に歓迎。マイペースで駆ければ押し切りも狙える。
B級降級後の2戦は連続4着止まりも地力がある△2 シンゼンミラクル(セン5、栗本陽一厩舎)のしぶとさも馬券に欠かせない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔2・3・4・6(8点)
3連単(フォーメーション) 5→2・3・4・6→2・3・4・6 2・3・4・6→5→2・3・4・6(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)