レース展望・予想

兵庫

2023年02月23日

インペリシャブルの連覇期待「兵庫ウインターカップ」(姫路競馬)

23日(祝・木)の姫路競馬メイン第11レースに地方全国交流「第7回兵庫ウインターカップ」(4歳以上定量、姫路競馬場1400メートル)が行われる。

◎9 インペリシャブル(牡6、川崎・高月賢一厩舎)が連覇を目指す。昨年は直前の成績が振るわずに10番人気の低評価だったが、好位4番手から押し切る横綱相撲で完勝して、南関東重賞2勝の底力を示した。その後の東海桜花賞でも鮮やかに押し切っており、西日本で行われる交流重賞なら安定して力を発揮できている。今回は東海桜花賞と同じ吉原寛人騎手が騎乗して好位から突き抜ける。

○4 サンロアノーク(牡7、田中一巧厩舎)は笠松の白銀争覇を制して重賞ホースの仲間入りを果たした。1番人気で挑んだ昨年は3着だったが、当時より馬体に幅が出てパワーアップしており、以前に比べると前で競馬ができるようになったことからも成長が感じられる。田中一巧調教師は地元兵庫での重賞初制覇を目指している。

▲3 ベストマッチョ(セン10、川崎・佐々木仁厩舎)はマイペースで運べるかどうかが鍵になる。昨年は3頭の激しい先行争いにのみ込まれた分、外からインペリシャブルに差されたが、今年は同型がパールプレミアしかおらず、展開利が見込めそうだ。姫路を知り尽くした田中学騎手が騎乗するのも大きい。

☆1 マックス(セン6、大井・福永敏厩舎)の前走は重賞初挑戦だったが、インペリシャブルに先着して2着に入った。1番人気には応えられなかったが、中1週、長距離輸送の条件を考えれば健闘したとみたい。今の姫路なら内枠でも大きなハンデにならず、高知の名手・赤岡修次騎手が騎乗して一発がありそうだ。

△8 コウエイアンカ(セン8、保利良平厩舎)は今年初戦を迎える。夏場が得意で冬場は歓迎ではないが、中間はリフレッシュ放牧を挟んでしっかり乗り込まれており状態は決して悪くない。園田より直線の長い姫路で末脚を発揮したい。

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馬単 9→4・3・1・8(4点)
3連単(1軸流し) 9→4・3・1・8(12点)

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)

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