ばんえい
2023年03月20日
メムロボブサップ2度目の挑戦で頂点へ「ばんえい記念」(ばんえい帯広競馬)
3月20日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには「第55回ばんえい記念」(4歳以上)が行われます。
10頭すべて負担重量1000キロで、ばんえい最強馬を決める大一番です。1000キロは極量ですが、昨年の覇者メジロゴーリキ、2着メムロボブサップ、3着アオノブラック、5着アアモンドグンシンが1年間健在で出走を決めています。当日の十勝地方は晴予報で乾いた馬場で死闘が予想されます。
◎9 メムロボブサップ(牡7、坂本東一厩舎)を本命に推します。ばんえい界を代表するスーパーホースです。今季は16戦して7勝を挙げ、重賞はばんえいグランプリ、旭川記念の2勝。デビュー以来、大きな体調の崩れもなく順調に成長しているのは、ばんえい界でも稀有な存在。馬場は昨年よりは重いですが、障害力が一番の武器。2度目の挑戦で頂点に立ちます。
○4 アオノブラック(牡7、金田勇厩舎)が対抗です。春一番のばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞、北見記念、帯広記念の今季4重賞制覇はメンバー最多。今季5勝だけに、本番に強いのが特長といえます。昨年は勝ち馬から15秒2差の3着。2回目の挑戦となる今年は正念場となります。
▲8 メジロゴーリキ(牡9、松井浩文厩舎)が3番手です。昨年、2度目の挑戦でばんえい記念優勝。馬場は前日の雪の影響で軽めとはいえ、大障害をひと腰で切り逃げ切っています。馬場状態が変わっても好勝負に期待します。
<おすすめの買い目>
馬単 9→4・8・7(3点)
3連単(フォーメーション) 9→4→8・7(2点)
(文/小寺雄司)