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転入初戦ノーウェイに注目「2023金沢競馬開幕特別」（金沢競馬）

冬季休業中だった金沢競馬が3月12日（日）から再開されます。今年も開幕戦は3日間連続開催となり、初日は第11レースの「2023金沢競馬開幕特別」（A2級二組、金沢競馬場1500メートル）がメインカードになります。

◎4 ノーウェイ（牡8、黒木豊厩舎）は元中央3勝馬で、前戦地の大井では後方から追い上げるレース運びでA2〜B1クラス（混合含む）で1勝、2着1回の連対実績があります。昨年末からふた桁着順が続いていますが、先行しようとする積極さも見せており、金沢に来ればもうひと花咲かせそうです。2月後半まで使われていたこともあって仕上がり面は問題なく、馬なりで追い切られた動きにも及第点を与えられます。実績的に考えても金沢A2級ならいきなり勝ち負けしても不思議ではありません。

○7 エヴォラ（牝4、佐藤茂厩舎）は昨年後半に3連勝したスピード馬で、昨年の最終戦でA級入りしてどんな走りを見せるか注目されていましたが、降雪のため開催が取り止めとなり実現しませんでした。ひと冬越えて仕切り直しのA級初挑戦となりますが、1分29秒台を連発している1400メートル戦の勝ち時計なら問題はなさそうです。速い追い切り時計は出ていませんが乗り込みは順調で、休み明けでも動ける強味を生かして押し切りを狙います。

▲2 エイシンウィンク（牝5、菅原欣也厩舎）は昨春から金沢に来て距離条件がなかなか合わず3着1回と伸び悩みましたが、今年からA2級へクラスが下がったのはプラス材料になりそうです。攻め駆けするタイプで、冬休み明けでも直線でシャープな足さばきを見せており、昨年以上の追い切り時計で動いています。逃げた馬に終始好位で食い下がっていければ、流れ込みも図れる可能性はあります。

△9 ムーンランディング（牝5、中川雅之厩舎）は昨年終盤にA級入りしてから掲示板外続きでしたが、今回の顔触れならそれほど力量差はないように思えます。冬休み明けからしっかり追い切られており、前崩れの展開になるなら直線ひと脚使って伸びてくるシーンがあるかもしれません。

△1 オーミロゼッタ（牝4、中川雅之厩舎）も冬休み明けから併走馬に先着する絶好の動きを見せており、追い切り気配が目立っています。B2級から一気にクラスは上がりましたが、最内枠からでも気分良く先行することができれば、際どい勝負になるかもしれません。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　4⇔7・2・9・1（8点）
3連単（フォーメーション）　4→7・2・9・1→7・2・9・1　7・2・9・1→4→7・2・9・1（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）