笠松
2023年03月07日
上昇一途ライチトゥーム「桜月特別」(笠松競馬)
3月7日(火)の笠松競馬メイン第8レースは「桜月特別」(C級13組(ロ)、笠松競馬場1600メートル)。
勝ち上がり対決の好調馬バトルだが、使われながら確実に上昇する◎8 ライチトゥーム(牝4、後藤佑耶厩舎)が主役だ。昨冬転入後、1走ごとに走破タイム、勝ち馬との着順を短縮。移籍3走目だった前走を早めの抜け出しを決めて待望のデビュー初勝利を達成した。4馬身差の余裕ある勝ちっぷりもさることながら、クラス水準以上の1分31秒5の好時計をマークし、大きくアピールした。中央では大敗ばかりも北海道時を含めて地方では7戦1勝、2、3着各3回。先行力があって、好位差しが好走パターンで小回り地方コースがマッチするのだろう。ポイントの当地初のマイル戦だが、前走の勝ちっぷりの良さから不安よりも期待感が上回る。2連勝に期待したい。
相手筆頭は距離延長がいかにもプラスに作用する○1 グルマンド(牡4、森山英雄厩舎)。前走を逃げ切りで勝利したが、相手なりに走れて、しぶとい末脚がセールスポイント。脚質から200メートルの距離延長は歓迎だろう。
リフレッシュした効果が近況の走りに表れるのが▲2 マキバジョオー(牝4、笹野博司厩舎)。3カ月の休養明け後、2、1着とスタートから行きっぷりがよく、先行力が光る。マイペース逃げや、すんなり先行態勢に持ち込めば押し切りも狙えそうだ。
前走Vは下級条件のC級30組だが、名古屋からの転厩馬△7 マウジュ(牝4、藤田正治厩舎)の地力も軽視できない。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔1・2・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・2・7・9→1・2・7・9 1・2・7・9→8→1・2・7・9(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)