笠松
2023年03月08日
先行力魅力のワールドミッション「子葉賞」(笠松競馬)
3月8日(水)の笠松競馬メイン第9レースは「子葉賞」(3歳オープン、笠松競馬場1400メートル)。
4月の重賞・新緑賞のトライアルレースでもあり、厩舎期待の若駒たちがスタンバイ。見逃せない好バトルが期待できそうだ。上位馬の評価差わずかだが、1400メートルの舞台を考えれば◎11 ワールドミッション(牡、田口輝彦厩舎)からの狙いがベターだ。当地転入後、5戦3勝、2着1回。唯一、馬券貢献を外したのは難敵中央勢が相手で、後方から不利なレースを強いられた条件交流戦(1月・7着)だけ。目下、3歳1組特別を持ち前の快速先行で6馬身、2馬身と鮮やかに押し切り、高く安定した先行力の持ち主だ。主導権を握ればもちろん、また前走のように好位キープから早めに抜け出してみせた控える走りもできる。レースがしやすい外枠スタートも願ったり。相手強化の一戦も、1400メートル戦で持ち前のスピード発揮だ。
ただ強敵は多い。一番の注目は兵庫からの転入馬○7 レイズユアリミット(牡、笹野博司厩舎)。デビューが昨年末と遅れたが、3戦パーフェクト連対を誇る好素材。追い切り気配もよく、前々でレースができるのも当地向き。いきなり勝ち負けだ。
勢い魅力は転入後、3連勝中の▲3 トーセンサブリナ(牝、後藤正義厩舎)。レースぶりは粗削りも、3戦すべて明確な着差をつけて完勝する決め脚自慢。内枠スタートもさばいて直線勝負に持ち込めば頭まで突き抜ける。
相手なりに走れる堅実派△6 メイクストーム(牝、川嶋弘吉厩舎)に、ハイレベル地区の南関東からの移籍馬△2 ミコフランシスカ(牝、伊藤勝好厩舎)も一撃十分。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 11⇔2・3・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 11→2・3・6・7→2・3・6・7 2・3・6・7→11→2・3・6・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)