笠松
2023年03月24日
好調馬揃うも距離実績でライチトゥーム「東風特別」(笠松競馬)
3月24日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「東風特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1600メートル)。
前走を勝利した馬がほとんどの好調馬対決。中心は軌道に乗ってきた◎9 ライチトゥーム(牝4、後藤佑耶厩舎)だ。転入後2戦はあとひと踏ん張りがきかず惜敗に終わったが、2走前に変身。絶好位置2番手をキープし、早めの抜け出し劇で待望の通算初勝利を飾ると、前走は粒ぞろいメンバーだったがあっさりとクリア。初の特別戦(C級13組)も再度好位で流れに乗って、4コーナー先頭から悠々と押し切り2連勝。勝ちみに遅いタイプに決め脚が加わり、波に乗ってきた。北海道時代は勝利こそ挙げられなかったが4戦すべて馬券貢献したように能力の裏付けも十分。さらに距離実績がないライバルが多い中、前走で1600メートルを勝ち切ったのは大きなアドバンテージになる。相手は強化されたが3連勝へ、期待が広がる。
強敵は実績上位○5 ミミグッド(牝4、伊藤強一厩舎)。芝ながら中央時に1勝している実績派が迎えた転入2戦目。ひと叩き効果で中間気配はアップし、前走も後方から追い上げて見せ場を作ってみせた。叩き2走目の上積みで鮮やかに変身しても驚けない。
高く安定した先行力を持つ▲3 ミスシャーロック(牝4、田口輝彦厩舎)はペースが好走のポイントになりそうだ。
一方、激しい流れになれば△4 ワッチーマシェリ(牝6、柴田高志厩舎)に再度出番が到来。前走は破壊力ある差し脚が光っていた。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔3・4・5・7(8点)
3連単(フォーメーション) 9→3・4・5・7→3・4・5・7 3・4・5・7→9→3・4・5・7(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)