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上昇勢力のオニジオオタニに期待「春疾風特別」（名古屋競馬）

3月27日（月）の名古屋競馬メイン第11レースは「春疾風特別」（A級5組、名古屋競馬場1700メートル）。

上位馬の評価差はわずか。激戦だが◎4 オニジオオタニ（セン5、角田輝也厩舎）の勢いが魅力だ。今冬再転入後、5戦パーフェクト連対を果たし、B級も3戦でクリア。待望のA級初戦を迎えた上昇勢力。中央への武者修行で1勝クラスで3着入着を果たしたように、地力アップに成功。それを端的にアピールしたのが前走だった。笠松出張戦の粒ぞろいメンバーもB級1組特別を中団から鮮やかにズバリと直線差し切り、磨きがかかった決め脚を披露した。好位から安定したレース運びができて、距離、流れに問わず力が発揮できる。A級初戦でも当然大きな期待が寄せられる。

実績上位の存在は前走A級6組特別でいきなり2着に食い込んだ○11 シノジマニヨラサイ（牡4、倉地学厩舎）。こちらは典型的な差しタイプで流れに左右され、しかももまれる展開が不得意と、注文はつく。ただ外に持ち出すと確実に差し脚を伸ばす末脚自慢。流れに乗って直戦勝負に持ち込めるかが好走への鍵になる。

2走前こそ不発に終わったが、好調をキープし続ける▲5 パディオアヘッド（セン6、安部幸夫厩舎）のしぶとい走りは昇級戦でもヒケは取らない。

距離延長がプラス要因の△3 クジラ（牡5、坂口義幸厩舎）も追い比べに持ち込めば一撃十分。

＜おすすめの買い目＞　

馬単（マルチ）　4⇔3・5・10・11（8点）
3連単（フォーメーション）　4→3・5・10・11→3・5・10・11　3・5・10・11→4→3・5・10・11（24点）

（文／中部地方競馬記者クラブ）